7日の日本株市場は、前日の大幅な下落に対する自律反発が意識されるも、次第にこう着感が強まりそうである。6日の米国市場はNYダウが170ドル安だった。週次失業保険申請件数が増加したほか、12月ISM非製造業景況指数が予想を大幅に下回ったことが嫌気された。また、連邦準備制度理事会(FRB)による速やかな金融引き締めへの警戒感もくすぶり終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円高の28705円。円相場は1ドル115円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、昨日の大幅下落に対する自律反発の動きが意識されそうだ。日経平均は800円を超える急落で一気に25日線を割り込んだこともあり、いったんは反発を試すタイミングであろう。また、新型コロナウイルスの新規感染者数が拡大するなか、政府は沖縄県などで、まん延防止等重点措置を適用する方針である。警戒感は高まる一方で、これを手掛かりとしたショート筋については、材料出尽くしからカバーの動きも意識されそうだ。

 もっとも、米国では雇用統計の発表を控えているほか、3連休前で積極的にポジションを取る動きは限られると見られるため、自律反発の域は脱せないだろう。米国では大型テック株の一角が売られていることもあり、金利上昇懸念なども戻り待ちの売り圧力に繋がりそうである。そのため、物色の流れとしてはSOX指数の上昇を受けた半導体株の短期的なリバウンド狙いのほか、個別材料株での短期的な値幅取り狙いとなろう。

 中小型株についてはマザーズ指数の安値更新で需給状況は悪化しているものの、直近IPO銘柄の一角では下げ渋りからリバウンドを見せてくる銘柄も散見されていた。打診的な動きとはいえ、業績面で安心感のある直近IPO銘柄などへは大幅下落に対する見直し余地は大きそうであり、次第に落ち着きを見せてくる可能性はありそうだ。