15日の日本株市場は、ギャップスタートから節目の33000円突破となろう。14日の米国市場はNYダウが489ドル高、ナスダックは326ポイント高だった。10月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、米長期金利が大幅に低下したことが好感された。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測や来年の利下げへの思惑が一段と強まり、終盤にかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比500円高の33210円。円相場は1ドル150円40銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートで始まることになりそうだ。昨日の日経平均は続伸とはなったが、米CPIの結果を見極めたいとして、こう着感の強い相場展開だった。また、節目の33000円接近で戻り待ちの売りも意識されやすいところであった。ただし、CPIが予想を下回ったことから米長期金利が低下するなか、日経225先物はナイトセッションで一時33250円まで買われる場面が見られており、日経平均は一気に節目の33000円突破が見込まれる。

 節目の33000円回復でいったんは達成感も意識されやすく、次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、33000円水準での底堅さがみられてくるようだと、9月高値の33634円が射程に入ってくるだろう。また、短期的には過熱感が警戒される局面においては利食いを急ぐ動きなどもみられそうだ。ただし、米国の利上げ観測は後退し、利下げへの思惑が高まるなか、円相場は1ドル=150円台と円高に振れてきた。ハイテク株などグロース銘柄に資金が向かいやすいなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する格好になろう。

 また、グロース250指数は調整を見せているが、25日線水準からの反発が期待されそうである。相対的に出遅れている中小型株の一角には、修正リバウンドを狙った資金が入りやすいと考えられる。そのほか、決算に絡んだところでは、出光興産<5019>、マツキヨココ<3088>、ワタミ<7522>、フォスター電<6794>、フリュー<6238>、ギフティ<4449>、東プレ<5975>、INFORICH<9338>、オプティマス<9268>などの動向が注目されそうだ。