24日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開が見込まれる。22日の米国市場はNYダウが184ドル高、ナスダックは65ポイント高だった。米感謝祭前後から始まる年末商戦での強い消費行動への期待から買い優勢の展開。雇用関連指標や消費者信頼感指数が予想を上回り底堅い景気への期待が一段と強まった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比330円高の33770円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。マイクロソフトは、チャットGPTを開発したオープンAIが、共同創業者のアルトマン氏と最高経営責任者(CEO)復職で大筋合意したとの報道を受け、関係強化への期待から上昇し、NYダウを押し上げる格好となった。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベットなど大手テック株が買われており、日経平均の押し上げ要因になりそうだ。

 日経平均は20日に付けた33853.46円が意識されやすく、同水準では利益確定の動きも入りやすい一方で、売り方の買い戻す動きが強まりやすいことから、強弱感が対立しやすいだろう。週末要因から商いは膨らみづらく、買い一巡後は次第にこう着感が強まることになりそうだ。ただし、楽観視は禁物ながら、米国での年末商戦への期待が強く、年末高が意識されやすい。押し目待ち狙いの買い方においてもエントリータイミングを引き上げてくる可能性もある。

 テクニカル面では、足もとでの高値もち合いからボリンジャーバンドの+1σに接近し、22日は同水準からのリバウンドとなっていた。+2σは34080円辺りまで上昇しているため、節目の34000円を捉えてきたとしても過熱感は警戒されないだろう。そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、日経平均が年初来高値更新を意識したトレンド形成のなか、相対的に出遅れている中小型株を見直す動きが強まりやすいだろう。