<4452> 花王 6924 -208
反落。1-6月期営業利益が前年同期比7%増の870億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。国内や中国で紙おむつの販売が好調のほか、化学品事業でも原材料価格の上昇が転嫁でき、従来予想の820億円を上振れたようだ。ただ、第1四半期は同12%増といった進捗であったため、上振れは想定線とみられる。上半期の収益上振れ分は下半期の販促費用に充てるともされており、目先の出尽くし感につながる形へ。

<7908> KIMOTO 263 -27
急反落。先週末に発表した第1四半期決算内容が嫌気された。営業損益は0.5億円の赤字となり、前年同期比約0.7億円の損益悪化となった。通期予想は前期比2.8倍の急回復予想となっているだけに、低調な出足との見方が優勢に。ただ、もともと上半期は減益予想であるため、決算期待で先週末に大幅上昇した反動の面も強いとみられる。

<9449> GMO 1423 +40
続伸。フリーマーケットアプリのメルカリが東証に上場申請を行ったと先週末に報じられている。時価総額は1000億円を超える可能性が高いなどとされている。2014年にグループ会社がメルカリに共同出資を行っており、メルカリ上場に伴う含み益の拡大などが期待される展開のようだ。メルカリ関連として、本日はユナイテッド<2497>などの上げも目立った。

<5423> 東製鉄 930 -30
反落。先週末に第1四半期の決算を発表している。営業利益は46.4億円で前年同期比79.5%の大幅増益となったが。スクラップ価格の下落によるスプレッドの拡大が背景。先に発表した上方修正に沿った数値であり、大幅増益決算もサプライズは乏しい状況である。依然として、業績のピークアウト懸念が拭い切れない中、一段と材料出尽くし感が強まる流れにもなったようだ。

<5401> 新日鉄住金 2644 +6
買い優勢。今期経常利益は前期比約7割増の3000億円前後になりそうだとの観測報道が伝わっている。中国の輸出減少に伴う国際市況の好転や、国内での需要増加が収益拡大の背景となっているもよう。現時点では業績予想の開示は行っていないが、ほぼ市場コンセンサス並みの水準であり、当面の安心感につながっているとみられる。

<3903> gumi 1502 +82
大幅続伸。18日から事前登録を開始しているスマホ向けゲームアプリ「セレンシアサーガ:ドラゴンネスト」の事前登録者数が5万人を突破したと先週末に発表している。配信開始は17年夏の予定。全世界2億人がプレイした「ドラゴンネスト」のシリーズ初のスマホアクションRPGとなっており、期待感は高まりやすいようだ。また、本日は全体株安の中で、外部環境に影響を受けにくいゲーム関連株が全般堅調な展開でもある。

<8219> 青山商 3835 -120
続落。みずほ証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も5000円から3700円に引き下げていることが弱材料視されている。同証券では、主力事業であるスーツ市場の拡大は見込み難いことに加え、2010年頃から行っている事業領域拡大による利益貢献は小さいことから、今後3年間のROEは5%台に留まると予想している。また、今期業績は会社計画を下回るとも考えているもようだ。

<6471> 日精工 1449 -26
反落。同社のほか、ベアリング大手が本日は揃って安い。世界ベアリング最大手であるSKFが先週末に決算を発表している。実績値は市場予想を上回る堅調な決算であったものの、第3四半期以降の業績見通しが嫌気される形となり、SKFの週末の株価は4.5%の下落となっている。同社など国内ベアリングメーカーにも先行き懸念が波及する格好になったとみられる。

<1712> ダイセキS 1398 +81
急伸。いちよし証券がレーティングを「A」、フェアバリュー2000円で新規カバレッジを開始。数少ない汚染土壌対策関連の上場企業として、五輪やリニア中央新幹線の建設に係る大規模インフラプロジェクトの恩恵を受けると指摘。加えて、近い将来にも次の処理能力引き上げ計画が具体化する可能性が高いとし、処理能力の引き上げが中長期の成長ドライバーとみている。同証券では、年率平均10%台の中期利益成長率を予想。