<7703> 川澄化工 799 +100
ストップ高。製薬・化学関連の国内企業16社は「iPS細胞」を使った血小板量産技術を世界で初めて確立したと報じられている。大学発ベンチャーのメガカリオンの事業に大塚製薬グループや同社などが協力。来年にも臨床試験を始め、2020年の承認を目指すもよう。国内市場規模は薬価ベースで約700億円、米国は日本国内の3倍以上の市場規模とされ、同社の他シミックHD<2309>など関連銘柄に物色が向かう展開。

<7203> トヨタ自 6339 +123
反発。先週末に発表した18年3月期第1四半期の営業利益は前年同期比10.6%減の5743億円で、5500億円レベルの市場予想はやや上回った。通期見通しは1兆6000億円から1兆8500億円に引き上げているが、2兆円超の市場コンセンサスには達してない。通期予想は保守的で決算のサプライズも乏しいとみられる。本日は円安など外部環境が好転、マツダ<7261>との業務資本提携に対する期待感なども先行。

<6479> ミネベア 1915 +71
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、ポジティブ視された。営業利益は171億円で前年同期比2.4倍、市場予想を30億円程度上回った。通期計画は560億円から670億円に上方修正、市場予想を50億円程度上回る水準となっている。バックライトのシェア上昇、採算改善などが収益上振れの背景とみられる。上方修正後の数値も依然として保守的との見方も多いようだ。

<6619> WSCOPE 1800 -500
ストップ安。先週末に発表した上半期、通期の業績下方修正がネガティブサプライズとなった。営業利益は上半期が10億円から3.5億円、通期が24億円から10億円に修正。第1四半期以上に収益水準が落ち込む形に。中国市場における販売数量の減少に加えて、生産ラインの改修工事による一時的な生産性低下や費用増が背景。来期以降の回復期待は高いが、高成長期待銘柄の大幅下方修正にはマイナス反応が強まりやすい。

<4848> フルキャストHD 1650 +228
急伸で一時上昇率トップ。先週末に発表した決算がポジティブサプライズに。上半期営業利益は21.3億円で前年同期比72.7%増益、従来予想の14.5億円を大幅に上回っている。通期予想も従来の32.3億円から40億円に上方修正。短期業務支援事業における主力サービスの「アルバイト紹介」及び「代行」が伸張したことが背景。第1四半期に続き4-6月期も大幅増益の格好となり、良好な事業環境が確認される形にも。

<6723> ルネサス 1074 +34
反発。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も950円から1280円に引き上げている。決算発表後は、自動車向けの需要減速懸念が高まりつつあったが、こうした不安感の払拭に繋がっている。野村証券では、40nmマイコンの販売貢献によるシェア回復、規制強化による自動車の電動化、自動運転化加速の可能性、買収シナジー効果への期待などから、短・中期の業績予想を上方修正している。

<5302> 日カーボン 3985 +505
急反発。先週末に第2四半期の決算を発表、営業利益は4.7億円で前年同期比2.5倍となり、従来予想の2億円を上回る着地となった。また、通期予想は従来の10億円から13億円に上方修正、人造黒鉛電極の販売価格上昇やファインカーボンの堅調推移などが背景。先週末は決算発表を控えて出尽くし感などを警戒する動きにもなっていたため、その反動も強まる形となっているようだ。

<8358> スルガ銀 2446 -271
大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、純利益は107億円となり、通期計画に対する進捗率は25%となっている。決算数値はほぼ市場予想線とも捉えられる。ただ、貸出金利回りが3.58%と、前年同期の3.59%や17年3月期通期の3.62%に比べて低下に転じていることがネガティブ視されている。6月末のカードローン貸出残高は3月末比で減少しており、今後も利回りの低下が続くと懸念されているもよう。

<9684> スクエニHD 3735 +220
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比43.9%増の128億円、市場予想は100億円程度だった。「NieR:Automata」など前期に発売したタイトルのリピート販売、スマートデバイス向けコンテンツにおける既存タイトルの好調、「FINAL FANTASY XV」関連タイトルのロイヤルティの一時収入計上などが背景。通期計画レンジの中央値に対する進捗率は約47%と非常に高い。

<3271> グロバル社 770 +100
ストップ高比例配分。先週末に発表した決算がポジティブサプライズにつながる。17年6月期営業利益は18.4億円で前期比6.5%増益、従来予想の17億円を上回り、一転して増益決算となった。第3四半期累計では前年同期比74.2%減と大幅減益であったため、上振れ着地には意外感が強まる。また、18年6月期は前期比69.5%増の31.1億円の予想、一部季刊誌予想などを大幅に上回る水準となっている。