<5406> 神戸鋼 1068 -300
ストップ安。アルミ・銅製品ついて、検査証明書のデータの書き換えなど行い、仕様に適合するものとして出荷していた事実が判明したと発表。対象製品の数量は、アルミ製品は約19.3千トン、銅製品が2.2千トン、アルミ鋳鍛造品が19.4千個とされている。同社では過去にもデータ改ざんが行われており、対象製品は今後拡大する可能性も見込まれているもよう。信用力低下に伴う今後の業績影響が警戒される状況に。

<8725> MS&AD 3562 -143
大幅反落。北米におけるハリケーン被害などによる損害額見通しをグループ合計で約700億円から1100億円と公表。懸念はされていたものの、市場予想を大きく上回る損失額がネガティブサプライズとなった。とりわけ同社に関しては、上半期決算発表時にも期待されていた自社株買い実施に影響を与えるとの警戒感も強まっているようだ。なお、本日は保険セクターは業種別下落率のトップとなった。

<4848> フルキャストHD 2082 +233
大幅続伸。野村証券が投資判断「バイ」、目標株価2380円で新規カバレッジを開始していることが買い材料に。同証券では、人手不足を背景に短期業務支援事業の売上が拡大し、引き続き業績を牽引すると予想。同領域では唯一の上場大手企業であり、採用力のある大手がシェアを伸ばしやすい環境であると指摘。中期的にも、システム投資や業務フローの改善による生産性の向上で営業利益率は上昇すると予想しているようだ。

<9972> アルテック 311 +66
急伸で上昇率トップ。第3四半期決算を発表、累計営業損益は2.7億円の黒字で前年同期比5億円の損益改善となっている。上半期実績と比較して、6-8月期は一段と前年同期比増益幅が拡大する状況に。通期予想は従来の3.2億円の黒字から4億円の黒字に上方修正、RFIDおよびプリンテッドエレクトロニクス関連装置の受注販売が好調に推移しているほか、売上構成の変化による採算性改善やコストコントロールなどが奏効。

<2168> パソナ 1433 +206
大幅続伸。第1四半期の営業利益は10.3億円で前年同期比4.8倍となり、上半期計画12.4億円に対する進捗率は83%に達している。各事業の増収に伴う利益増に加えて、前期に影響した退職給付費用の負担減などが背景。変化率の大きさは特殊要因の軽減によるものだが、進捗率の高さから業績上振れ期待は高まる状況に。また、足元で富裕層シニアに特化した生活介助サービスを開始したことも一部メディアが報じている。

<4203> 住友ベーク 898 +70
大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も560円から970円に引き上げている。半導体封止材の数量効果とセールスミックス改善による利益拡大、日系化学メーカーの中では珍しく欧州の自動車産業向けに主要製品の販路を有していること、今後3 期間の営業利益は年率13%成長が予想され、中期計画の超過達成が見込まれることなどを評価ポイントとして挙げている。

<8016> オンワードHD 911 +64
大幅反発。先週末に上半期決算を発表、営業利益は前年同期比2.7倍の14.3億円となり、従来計画の6億円を大きく上回った。オンワード樫山など国内のアパレル事業が順調に推移した。第1四半期が減益決算であったことも、上半期上振れに対するインパクトを強めている。また、発行済み株式数の2.06%に当たる300万株、27億円を上限とする自己株式取得が発表されたことも支援材料に。

<6093> エスクローAJ 2997 -523
大幅反落。第2四半期の決算を発表、営業利益は約5.1億円で前年同期比47.3%増益となり、従来予想の4.6億円を上回った。主力事業でシステムサービスの利用件数が安定的に推移したほか、相続関連市場の拡大を背景に不動産オークション事業が伸長した。ただ、業績上振れ期待が高かった中、6-8月期は同10.1%の減益となっており、市場の期待値には未達となる格好。1:5の株式分割を発表するも好反応は限定的。

<9757> 船井総研 3835 +420
大幅高で上場来高値更新。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2300円から4100円にまで引き上げている。足元の業績は想定以上に順調であり、17年12月期営業利益を45億円から56億円に上方修正。国内唯一の総合経営コンサルティンググループ実現などの成長戦略も評価しているようだ。