<6954> ファナック 20555 +420
続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も21000円から28000円に引き上げ。FA業界のファンダメンタルズはダウンサイクル入り見込みだが、バリュエーションは既にその先を睨んでおり、一部銘柄は投資見解を前向きに移行すべき局面と判断。とりわけ、設備投資意欲が目先大底圏をつけるとみられる中国の底打ちに期待、相対的に中国ウェイトの高い銘柄として注目できると。

<7545> 西松屋チェ 1428 +27
反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は49.1億円で前年同期比6.6%増益、上半期計画70億円、同8.6%増に対する進捗率は70%に達している。円安に伴う粗利益率の悪化を受けて、今後の円安マイナス影響本格化を警戒視する声もあるが、織り込み済みの面もあり、短期的には増益決算を受けた安心感で、リバウンド期待の動きも優勢となっているもよう。

<6191> エアトリ 2780 +127
大幅続伸。22年9月期業績予想の上方修正を前日に発表している。営業利益は従来予想の20億円から26億円、前期比17.3%減に増額。第3四半期に入って以降、国内旅行分野を中心としたエアトリ旅行事業の需要がさらに回復傾向を強めているようだ。3月には10億円から20億円に大幅上方修正しており、それに続く上方修正となる形に。国内経済活動正常化に伴い、来期以降はさらなる収益拡大も期待される状況にある。

<4284> ソルクシーズ 376 +16
大幅続伸。eスポーツ事業に参入すると前日に発表しており、期待材料視されているようだ。90.9%を出資する子会社eekを設立、同事業を展開していくもよう。7月からの事業開始を計画している。eスポーツ専門のマッチングサイト運営による有料職業紹介、eスポーツ選手の肖像権管理や仲介マネジメント、eスポーツ選手・タレント・モデル・アーティストの育成及びマネジメントなどを行っていくようだ。

<9008> 京王 4700 +245
大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に、目標株価も4600円から4800円に引き上げた。実績PBRが過去10年平均を下回り、過去6カ月の株価も同業他社をアンダーパフォームで推移、割高感が解消したと判断のもよう。また、検討中の実質的な運賃値上げが実現すれば、 25年3月期に営業益はコロナ禍前19年3月期を超える水準になるとも期待。

<7276> 小糸製 4285 -220
大幅続落で年初来安値を更新。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も5600円から4400円に引き下げている。LEDヘッドランプ比率は約80%となり今後の上昇余地は縮小するとみているほか、米国でのADB普及が遅れる懸念も考慮すると、利益成長は業界平均並みにとどまると予想。スタンレーの投資判断も「イコールウェイト」に格下げ。

<8114> デサント 2872 +82
大幅続伸。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を4000円としている。中国においてハイエンドスポーツブランドとして認知が進んでいるなか、出店余力も大きいとみられることで、今後も中国での収益拡大が期待できると評価しているもよう。中国事業拡大を背景に、23年3月期営業利益は会社計画60億円を上回る70億円、前期比36.2%増を予想、来期以降も2ケタ成長が続くとみている。

<3402> 東レ 749.7 +17.1
続伸。米国株式市場が大幅安となる中、ボーイングは0.3%程度の下落と小幅安にとどまった。787の納入が間もなく再開されるほか、737MAXの商業運航再開など、航空機需要の回復を期待する動きが続き、国内航空機関連とも位置付けられる同社への期待も続く状況だ。また、ゴールドマン・サックス証券では同社の投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も730円から950円に引き上げた。

<7203> トヨタ自 2063 -77
大幅反落。6月の世界生産台数を従来計画である80万台程度から75万台程度に引き下げると前日に発表。本日から国内7工場11ラインの稼働を最長11日間停止するようだ。中国・上海のロックダウンや海外仕入れ先工場の設備トラブルなどで部品の供給が遅れていることが背景。6月の生産計画下方修正は今回で3回目。通期生産計画は据え置いているものの、生産正常化の遅れが長期化していることを一段と警戒視へ。

<6920> レーザーテック 15515 -1385
大幅続落。21年4月以来の16000円割れとなっている。米国株式市場が大幅安、FRBの大幅利上げに伴う景気減速懸念が強まる中、住宅、製造業、雇用関連指標が軒並み予想を下回る低調な結果となり、先行き懸念が一段と強まる状況となってきているもよう。とりわけ、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置の下げが目立ち、SOX指数も6.2%の急落。同社など国内半導体関連にも売り圧力が波及する形に。