<5019> 出光興産 3535 +115
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表。経常益は2450億円で前年同期比98.2%増、市場予想を大幅に上回った。在庫評価益を除いたベースでは858億円で同58.0%増益だった。つれて、通期経常益予想を従来の2100億円から4000億円に上方修正、コンセンサスは3000億円程度だった。在庫評価益を除いたベースでも従来の1600億円から2600億円に増額し、今後の配当金引き上げなども想定される状況。

<7261> マツダ 1251 +86
大幅続伸で高値更新。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は195億円の赤字となったが、先に観測報道が伝わっていることもあり、目先のあく抜け感にもつながっているもよう。中国ロックダウンの影響や物流混乱による売上のずれ込み、環境規制関連引当金の計上などが収益悪化の背景となっている。一方、第2四半期以降は生産が通常レベルに回復する見通しとし収益の急回復を想定、業績計画達成確度は高まったとの見方に。

<4527> ロート薬 4380 +550
急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は83億円で前年同期比37.8%増となり、通期計画は従来の280億円から300億円、前期比2.2%増に上方修正している。日本セグメントが行動制限緩和による目薬の好調な販売で大幅増収となったほか、為替の円安効果なども支援となっているもよう。年間配当金計画も従来の37円から40円に引き上げへ。第1四半期の好進捗から一段の収益上振れなども想定される形へ。

<1911> 住友林 2250 +176
大幅反発。前日に上半期の決算を発表、経常利益は936億円で前年同期比81.0%増益、市場コンセンサスを200億円程度上振れる着地となり、通期予想は従来の1350億円から1750億円、前期比27.0%増と、一転して2ケタ増益見通しに上方修正している。米国における戸建・賃貸住宅の販売好調、円安効果などが業績上振れの主因に。年間配当計画も従来の80円から125円まで幅に引き上げている。

<5711> 三菱マ 2169 +159
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は139億円で前年同期比6.3%減となったが、通期予想は従来の360億円から450億円に上方修正した。電子材料や銅加工事業の好調、円安効果などが上振れの背景。通期経常利益に関しては、持分法損益の悪化で従来の360億円から320億円に下方修正したが、セメント事業の下振れは相当程度織り込み済みとして、ネガティブに捉える動きは限定的。

<7867> タカラトミー 1350 -106
大幅反落。前日に第1四半期決算を発表。営業益は16.7億円で前年同期比22.5%減となり、21億円程度の市場コンセンサスを下回った。増収率は2ケタ増となったものの、欧米の物流費高騰や円安による仕入価格上昇、販促再開によるコスト増などが減益要因に。第2四半期以降はコロナ感染拡大を受けイベント再開自粛の可能性もあると。据え置きの通期計画120億円に対する進捗率の低さなどがマイナス視される形に。

<6095> メドピア 1599 -500
ストップ安比例配分。前日に第3四半期決算を発表、4-6月期営業利益は0.4億円で前年同期比84.4%減と大幅減益になり、通期予想は従来の25億円から10億円、前期比43.9%減と一転減益見通しに下方修正している。人件費の増加に加えて、新サービスの収益貢献ずれ込みなどが大幅減益や業績下振れの背景に。想定外の収益急失速にネガティブサプライズが先行。

<4979> OATアグリオ 1574 -290
急落。前日に上半期決算を発表。営業益は29.6億円で前年同期比61.8%増となり、通期予想は従来の25.1億円から31億円にまで上方修正した。国内外で殺虫剤や殺ダニ剤などの販売が好調に推移。第1四半期決算時に続いての上方修正となった。ただ、第1四半期実績は17.7億円であったため、上方修正幅は想定よりも限定的との見方が優勢に。なお、年間配当金計画に関しても30円から40円に引き上げている。

<7187> Jリース 2399 +265
急伸。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は6.1億円で前年同期比35.9%増益となり、上半期計画9.9億円、同12.1%増に対する進捗率は61.9%に達している。主力事業の住居用賃料保証、成長分野の事業用賃料保証の売上が計画を上回って推移しているほか、与信コストのコントロールも貢献しているようだ。想定以上に順調な決算をストレートにポジティブ視する動きが先行している。

<4977> ニッタゼラチン 695 +88
急伸し一時ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は8.7億円で前年同期比2.9倍となり、据え置きの上半期計画7億円、同0.5%増を大きく上回る着地となっている。国内外でフードソリューション事業の売上高が増加したほか、海外で美容用コラーゲンペプチドの販売も伸長したもよう。大幅な業績の上振れを織り込む動きが優勢となっているようだ。