<9983> ファーストリテ 88130 +2400
大幅続伸。前日に発表された米ウォルマートやホーム・デポの5-7月期決算は揃って、市場予想を上回る堅調なものだった。米個人消費の力強さが確認されたことで、米国景気の後退への警戒感が後退したことがプラスに作用下形だ。この流れが東京市場にも波及し、米国でも小売事業を展開する日本企業にも好影響が波及する流れとなり、好感される流れとなっている。

<1605> INPEX 1469 +3
一時下落。NY原油先物価格の下落基調が連日で株価の重石となっている。米中2大国の経済指標の予想以上の悪化を受けて景気後退懸念が強まり、原油需要の鈍化が意識されている。また、イランが核合意の再建草案について米国との合意に近づいていると伝わったことも、供給増への思惑も価格下落圧力として働いたようだ。8日に業績予想の上方修正をしたため、目先の出尽くし感からり、上値の重い展開に。

<9602> 東宝 5450 +80
続伸。SMBC日興証券では投資評価を新規に「1」、目標株価を6200円でカバレッジ開始。下期にかけて新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」など期待作の公開予定が相次ぎ業績向上材料が豊富に存在。中長期的に映画館入場者数拡大と成長著しいアニメ製作事業を牽引役としたIP展開加速による業績拡大を予想する。直近では映画館への客足も回復傾向にあり、今後も更なる客足の回復及び増加も期待できるなどの分析も。

<7911> 凸版印 2285 +25
反発。子会社を通じて2023年度までに約200億円を投じ、半導体製造で使うガラス板の生産設備を増強すると、日本経済新聞社が報じている。子会社が手掛けるフォトマスクについて、埼玉県新座市や台湾などの工場で生産設備を増強及び更新する。ロジック半導体やDRAMの先端品向け部材の生産ラインも増やし、生産能力を20年度比で約2割高める方針。中長期的な需要を見込んだ投資を好感する動きが先行している。

<4343> イオンファン 3410 +85
大幅続伸。前日に7月の月次概況を開示、既存店では前年同月比15.8%増となり、2019年7月比では0.5%減とコロナ前とほぼ同水準まで回復した。7月前半の売上は好調に推移したが、コロナ感染の拡大とともに後半は徐々に客数が減った。ただ、人気IP景品の展開によりプライズ部門の売上が増え、関東地方で猛暑が続くなか、ショッピングモールを中心に展開するゲームコーナーなどへの滞在時間の伸びも期待される。

<7383> ネットプロHD 642 +54
急伸。先週末に23年3月期第1四半期決算を発表し、営業益は前年同期比87.0%減の0.58億円。新型コロナ収束に伴う対面取引回復に伴い、EC消費が落ち込み、主力のBtoC事業のGMVが同1.5%減と伸び悩む。これを受け週明けの株価は急落したが、昨日からの急伸で空けたマドを埋めた。コロナ対策の財政支援策終了による代替需要として債権保証型サービスの拡大が見込まれ、今後高成長が続くことに期待。

<3681> ブイキューブ 1365 +54
大幅続伸。12日に22年6月中間決算を発表。営業益は前年同期比34.1%減の6.7億円となり、従来予想の8.5億円を下回る。これを受け、週明けの株価は一時急落。ただ、4-6月期は同40.8%増と第1四半期の同52.4%減から大幅増に転換。イベントDXではバーチャル株総をはじめ製薬業界以外の領域が拡大。成長期待の高いサードプレイスDX事業なども堅調。メタバース関連のテーマ性もある。

<4499> Speee 3075 0
いってこい。先週末に22年9月期第3四半期決算を発表。4-6月期営業益は前年同期比7.6%増の2.8億円だったが、前四半期比では38.6%減であった。会社側は広告効果が7-9月に表れることでキャッチアップ可能としており、実際、通期計画に対する進捗率も78%と想定線。ただ、主力のマーケティングDX事業で累計営業益が前年同期比3.8%減と伸び悩む。短期急落の反動から持ち直すものの、方向感出ず。

<3179> シュッピン 1282 +14
続伸。発行済株式数の1.27%にあたる30万株の自己株式を22年8月24日に消却すると発表。同社は6月30日にも発行済株式数の1.25%にあたる30万株の自己株式を消却しており、一段と株式需給が改善するとの見方が買い手掛かりとなっているようだ。長期的な資本効率の改善、株主還元の充実を図ることを目的として実施する。消却後の発行済み株式数は2339万2997株、自己株式は270万3476株となる。

<6054> リブセンス 327 +80
ストップ高。12日に22年12月期第2四半期決算を発表。営業損益は0.44億円の黒字に転換。4-6月は1.07億円の黒字と12四半期ぶりの黒字着地となった。既存事業が全般好調で、特に転職会議が同57.5%増収と成長をけん引した。新規事業でも、提案型マッチングサービス「knew」の有料会員数が継続的に増加し、順調な進捗に。業績底入れ期待の高まりから、買いが継続している。