<6464> ツバキナカシマ 981 -227
急落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は26.6億円で前年同期比50.5%減となり、通期予想は従来の56.5億円から41億円、前期比27.4%減に下方修正している。原材料及びエネルギーコストのさらなる高騰の影響が強まるもよう。第2四半期発表決算以降に株価は水準訂正を果たし、高値圏での推移となっていたため、下方修正による失望売りの圧力が強まる形に。

<5714> DOWA 4225 -700
ストップ安。先週末に上半期の決算を発表、経常利益は369億円で前年同期比22.2%減益、従来計画の375億円をやや下回る着地に。一方、通期予想は従来の680億円から570億円、前期比25.1%減にまで下方修正。燃料費上昇や販売減などが下方修正の要因で、主に製錬や電子材料事業の見通しが引き下げられている。第1四半期決算時には上方修正されていたこともあって、一転しての下方修正にネガティブな反応が先行。

<2587> サントリーBF 4500 -610
急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1150億円で前年同期比14.6%増となり、通期予想は従来の1255億円から1405億円、前期比18.5%増に上方修正している。市場コンセンサスも上回ったが、為替円安による上振れ期待は反映されつつあったもよう。一方、会社側では、来年度も今年度並みのコストアップを見込むとしており、23年12月期のコンセンサス切り下がりにつながっているようだ。

<9517> イーレックス 2550 +90
大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は108億円で前年同期比2倍となり、通期計画149億円、前期比19.2%増に対する進捗率は72.5%の水準に達している。7-9月期も前年同期比82.9%増と高い増益率をキープする形に。小売りの利益率の順調な改善、市場価格高騰下における積極的な卸売りの活用などが増益に寄与。9月高値水準からは調整基調にあったため、見直しの動きへとつながっているようだ。

<3923> ラクス 1997 +130
大幅続伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は6.8億円で前年同期比23.7%減となり、ほぼ9月に上方修正したレベルでの着地に。一方、通期業績予想を公表、営業利益は14.2億円で前期比9.8%減としており、コンセンサス水準を2億円程度上回っている。また、今期をボトムに中計最終年度に向けては増益になるとの見方も示している。グロース株復調の流れのなか、ストレートに買い安心感が強まる状況へ。

<1518> 三井松島HD 2890 +181
大幅続伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は119億円で前年同期比4.5倍となり、通期予想は従来の232億円から310億円、前期比3.7倍の水準にまで上方修正している。第1四半期決算時に続く大幅な上方修正となる形に。石炭生産分野における石炭価格の上昇が背景となる。また、年間配当金も従来計画の230円から270円に引き上げ、先週末終値ベースでの配当利回りは約10%の水準となる。

<6333> 帝国電機 2552 +487
急騰。先週末に上半期決算を発表、営業利益は22.9億円で前年同期比2.2倍となり、通期予想は従来の29.4億円から44.8億円にまで上方修正した。中国、米国を中心にポンプ事業が堅調に推移しているほか、為替もプラスに寄与するもよう。年間配当金も従来計画の58円から116円と2倍の水準にまで引き上げ。さらに、発行済み株式数の4.3%に当たる80万株、12億円を上限とする自社株買いも発表。

<7936> アシックス 2887 +385
急伸。先週末に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は169億円で前年同期比43.2%増となり、市場予想を50億円程度上振れての着地になった。上半期の2割減益から大幅増益に転換へ。通期予想は従来の270億円から340億円に上方修正し、280億円程度のコンセンサス水準も大きく上回る。東南・南アジアを中心に各国で販売が好調のもよう。10月の月次も好調持続となっているようだ。

<7733> オリンパス 2758.5 -334.5
急落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は528億円で前年同期比22.7%増となった。科学事業の譲渡に伴い、通期営業利益は2310億円から2120億円に下方修正したが、事業譲渡の影響を除外しても、15億円程度の下振れとなる。円安効果による上振れ期待もあったが、原材料価格上昇の影響が響くようだ。2100万株、500億円を上限とする自社株買いも発表したが、下支えにはつながらず。

<9984> ソフトバンクG 6068 -885
急落。先週末に上半期の決算を発表、税引前損益は2926億円の黒字となった。アリババ株式先渡し契約決済益の計上などで7-9月期税引き前利益は3兆5851億円となり、第1四半期の大幅損失を吸収している。ただ、決算数値にサプライズはなく、ビジョンファンドでの大幅な損失の計上、追加の自己株式取得発表がなかったこと、1億ドル弱出資のFTXトレーディングの経営破綻などが売り材料視される形に。