米商品先物取引委員会CFTCは米カリフォルニア州の住人をアフィリエイトネットワークのウェブサイトを複数運営しているとして告発した。この会社は、不法にオフショア会社を通じてバイナリー・オプションブローカーへ顧客を紹介していた。

別のもう一人のアフィリエイトのマーケターが、アメリカ国民に1600万ドルの被害をもたらしたと見積もられるこの計画に関与したとみられている。

CFTCによる告訴は2017年の7月10日に発表された。CFTCはカリフォルニア州ValleyVillage在住のJasonB.Scharf氏と彼の会社でネバダ州にあるCITInvestmentsLLC、ブルガリアのBrevspandEOOD、マーシャル諸島のCITInvestmentsLtd、アンギラのCITInvestmentsLtd、カリフォルニアの会社であるA&JMediaPartnersIncを告発した。

CFTCによるとScharf氏はアフィリエイトマーケターであるMichaelShah氏と彼の会社であるZilmilと共謀していた模様。どちらもフロリダ州のJacksonvilleに拠点を置いている。

この1600万ドルを超える非合法な請求はバイナリーオプションの契約を通して行われた。Scharf氏はCitrade.comとAutoTradingBinary.comを通してのビジネスも行っていた。(両サイトとも既に閉鎖)

法廷の聴取は7月26日に予定されており、被告人に向けた仮の差し止め命令が出される見込みだ。



■8000人を超えるアメリカの顧客から1600万ドルを請求



CFTAの執行指揮官であるJamesMcDonald氏はニュースで次のようにコメントした。

「CFTCは市場でのバイナリーオプションに関する詐欺事件を告発し、根絶することにこれからも引き続き調査し続ける。報告されている今回の詐欺事件は、桁外れの利益、嘘の証言、利益保証などの嘘の主張が用いられてきた。」

「今回の報告されている事件は莫大で8000人以上の顧客から1600万ドルを超える額を横領したということであった。今回の我々の対応は詐欺師たちに向け、この種の行為に我々は寛容ではないというメッセージとなった。我々は国際法律執行の協力者の今回のサポートに感謝している。」とMcDonald氏は述べた。

今回の事件の犯人たちは2014年の1月から現在まで運営を行っていると報告されている。この二人組は潜在的な顧客を広告キャンペーンを用いてバイナリーオプションの取引システムを購入するように騙してきたと訴えられている。顧客はScharf氏によって運営されていたバイナリー・オプションブローカーへと紹介され興味を示していた。

被告人たちは、巨額な利益や利益保証などのだまし言葉で、バイナリーオプションを扱う口座を開かせようと顧客に詐欺的な勧誘を行ったとして告発されている。彼らは、成功した顧客がいるらしいと嘘の証言を使い勧誘してきた。

実際のところ、顧客たちがバイナリーオプションの取引アカウントに資金を入金すると、二度と引き出すことができなかった。原告の主張によると、資金はShah氏とZilmil氏に会社や個人の費用として利用される前に、膨大な数の海外の会社や口座を経由しているとのことだ。(出典:FinanceMagnates)



■エムトレの視点



バイナリー・オプションの詐欺は、その他の商品以上に急速に広まった。ただ商品が変わっただけで売り文句は大抵のところ「預金以上の収益」「利益保証」「安心安全高利息」である。本記事のように、全く運用を行っておらずそのまま顧客資金をだまし取る、ポンジスキーム以下の詐欺は言語道断であるが、近いところも非常に多く存在していると聞く。詐欺が広がる仮定では大抵、お友達もやっているから安心、という気の緩みが被害を広げるので気をつけて欲しい。読者には是非、いわゆる“おいしい話”に投資する前に、信頼のおける投資助言会社へ相談することをお勧めする。





【ニュース提供・エムトレ】