米連邦準備制度理事会(FRB)は今週25−26日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。この会合で、FRBは6月に3月に続いて過去10年間で3回目の利上げを決定後、金融政策を据え置くと見られている。最近のインフレの低迷で、年内のあと一回の利上げに、市場は依然懐疑的。



イエレンFRB議長も年2回開かれる議会証言で、低いインフレに懸念を表明した。今後のインフレの展開を非常に注意深く監視していく方針を示しており、年内の追加利上げ観測も後退しつつある。今回の声明がハト派寄りになる可能性も指摘されており、ドル指数は14カ月ぶりの安値を更新した。このため、サプライズはFRBが保有している資産の縮小の時期を発表し、タカ派的な方針を貫くこと。



FOMCメンバーは4兆ドル規模にのぼる保有資産の縮小を年内に開始すべきだとの意見ですでに一致している。今回の会合で、バランスシートの縮小を10月会合で開始することを発表し、市場にサプライズを与えるとの見方もあるようだ。9月末に予算の期限がくるが、FRBはバランスシートを縮小する前に、債務の上限が引き上げられることを確認する必要がある。米国の政府機関閉鎖と連邦債務上限を巡る議論が9月に予想され、金融当局が政策行動を先送りする可能性もあると指摘するアナリストもいる。実際、FRBは2013年には資産購入を遅らせたほか、2015年9月には利上げを見送った。



その他のエコノミストは今週の会合で、資産縮小の時期を示唆、タイミングの発表は9月会合になると見ている。