挑発行為を続ける北朝鮮に新たな脅威の可能性が浮かび上がった。米当局者によると、北朝鮮は現在水素爆弾開発に取り組んでいる。もし水爆を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発が成功すれば、米国が第2次世界大戦時に広島と長崎に投下された原爆より強力なものとなり、都市に着弾すれば数百万人の犠牲が出る恐れがある。



 米フォックスニュース(4日付)は、米国防省高官の話を引用し報じた。同高官によると、北朝鮮はむこう6カ月から18カ月の間に水爆開発を完了させる。



 水爆は標準的な核弾頭より重いため、北朝鮮は水爆を遠距離に届くよう、同時にICBM「火星13」(KN−08)の開発も進んでいる。



 専門家によるシミュレーションのデータによると、もし米国のミサイル防衛システムが北朝鮮の水爆を阻止できず、ワシントン地区に落下した場合、約50万人の住民が死亡し、90万人が被害を受ける。またニューヨーク市に届いた場合、死亡者数が170万人を超えると推測した。



 米国政治家や国防省関係者は、北朝鮮のミサイルについて、核弾頭部分の大気圏再突入技術などは、まだ確立していない。しかし、フォックスニュースは、北朝鮮は今後こういった技術面の課題を解決する可能性が高いと指摘する。



 同記事は、この危機的な状況を打破するために、北朝鮮の核・ミサイル開発と実験に必要な資金源をすべて断ち、北朝鮮経済を弱めることが最も有効な手段だと主張した。



(翻訳編集・張哲)




【ニュース提供・大紀元】