こんにちは、フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。「高井ひろえの注目Q&A」として、フィスコアプリのQ&Aで興味深い質問をピックアップしてご紹介してまいります。

今週、注目した質問は「中国共産党大会後の見通し」です。



質問:

「中国は10月18日に中国共産党大会を開催します。党大会後に経済が腰折れするといった懸念があるようですが、中国経済等の今後の見方を教えてください。」



この質問には、フィスコ情報配信部長、村瀬智一さんが回答してくれています。



回答:

「中国で5年に一度開催される共産党大会では、今後5年間での党の執行方針と執行部人事が決定されます。最高指導部を構成する党中央政治局常務委員の7名のうち5人が引退するとみられ、習近平氏は権力基盤を強化のために側近を多く登用すると思われます。



また、これに先立ち中国人民銀行(中央銀行)は、中小零細企業などに一定額以上の融資をしている金融機関に対し、預金準備率を0.5〜1.5%引き下げると発表しています。「金融緩和」ではないと強調していますが、これは習近平総書記が共産党大会で、同書記が掲げる「反腐敗闘争」および弱者への配慮をしているというアピールだと見られています。



この党大会後に中国景気が減速するのではないかという懸念が広がっていますが、同大会がきっかけで経済が腰折れするとは考えづらいと思われます。ただ、最近発表されている中国の主要統計では伸び率が低下しているほか、今後も抑制的な政策が続くとみられることから、景気が緩やかに減速する可能性も否めません。」



「高井ひろえの注目Q&A」は、フィスコアプリで公開された質問を高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。その他の質問は無料のスマートフォンアプリ「FISCO(フィスコ)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。



フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ