米株式市場でダウ工業株30種平均はきのう12日4日続伸し、再び過去最高値に接近している。大統領選挙の世論調査では、民主党バイデン氏の勝率が上昇していることを受け、大型景気対策への期待が高まっているもようだ。



中国のエコノミストは、米低金利政策の長期化観測や各国の金融緩和スタンスを受け、資金の流動性が新型コロナウイルス流行前に比べて大幅に改善され、これが景気後退と株式市場の上昇が同時進行という現象を引き起こしている。



一方、エコノミストは、米経済ついて、新型コロナ感染拡大に伴う需要・供給の縮小を受けて遅いペースで回復するとの見方を示した。今回の経済不況が2008年の世界同時不況以上に深刻だと指摘されている。不動産市場だけでなく、需要と供給の同時縮小が雇用市場の安定を脅かしていると強調された。



また、世界経済のグロバール化が進んでいることに加え、米中対立の激化を受け、米国内の物価水準と金利の上昇圧力が一段と高まる可能性があると警告された。新型コロナの収束時期が見えないなか、未来の不確定要素が多く存在しているため、新型コロナ流行前の景気まで回復するには長い時間が必要とすると予測されている。