米6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は30.7と、5月31.5から予想以上に低下し2月来で最低となった。主要項目である新規受注は22.2と、年初来で最低。6カ月平均の29.8も下回った。経済活動の再開を受けた需要の急増が一段落した可能性がある。雇用者数は30.7と、5月の19.3や6カ月平均の26.4を上回ったものの、週平均就業時間は20.1と、5月35.5から低下し、6カ月平均の28.9も下回った。



一方、仕入れ価格は80.7と、1970年代以来の高水準を記録。需要の伸びのペース鈍化で、今後、価格上昇が一段落する可能性もある。



◆6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

景況指数:30.7(5月31.5、6カ月平均36.0)

仕入れ価格:80.7(79.8、67.0)

販売価格:49.7(41.0、35.0)

新規受注:22.2(32.5、29.8)

出荷:27.2(21.0、24.6)

受注残:22.5(40.4、24.3)

入荷遅滞:29.3(41.5、28.7)

在庫水準:17.9(25.6、18.1)

雇用者数:30.7(19.3、26.4)

週平均就業時間:20.1(35.5、28.9)



6カ月先予想

景況指数:69.2(52.7、56.5)

仕入れ価格:71.1(66.7、61.4)

新規受注:68.4(50.3、51.5)

出荷:71.9(57.4、54.2)

受注残:19.2(15.9、11.4)

入荷遅滞:20.6(-4.0、7.2)

在庫水準:9.8(16.9、16.2)

雇用者数:54.0(52.1、46.7)

週平均就業時間:21.6(23.1、16.8)

設備投資:40.4(37.4、35.3)