世界的なサプライチェーンの混乱やエネルギー価格の上昇で、コアインフレがFRBの目標である2%を上回っており、もし、供給ショックや労働市場の圧力が速やかに解決しなければ、FRBは金融政策でかなり立ち遅れる可能性があると、市場は警戒し始めた。



9月雇用統計で大幅に予想を下回らない限り、連邦準備制度理事会(FRB)が11月連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入縮小に踏み切ることが正当化されるとの見方が強い。エコノミストの平均予想によると、失業率は8月5.2%から5.1%へ低下する見込み。非農業部門雇用者数は50万人増と、8月の23.5万人増から伸びが拡大する公算となっている。



民間の雇用者数を示すADP雇用統計の9月分は前月比56.8万人増となった。伸びが8月34万人増から拡大し6月来で最大となった。週次失業保険申請件数も40万以下で推移しており、労働市場の順調な回復を示すと期待されている。