米連邦準備制度理事会(FRB)が3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを開始する可能性が一段と強まった。



数人のFRB高官がインフレ圧力が鈍化しなければ3月の利上げを支持すると表明。通常はハト派で知られるシカゴ連銀のエバンズ総裁も時期には言及できないとしながらも、3月の利上げの可能性を除外しなかった。インフレ圧力で、年3回の利上げを想定しており、4回の可能性も示唆した。



同じくハト派として知られるFRBのブレイナード理事も13日に実施された上院銀行委の副議長承認公聴会において、インフレが高すぎるとし、高インフレを非常に懸念していると表明。インフレを鈍化させることがFRBの最優先課題で、向こう1年間に数回の利上げを予想しているとした。



一部では資産購入策縮小策のペースをさらに加速させ早期に終了するとの思惑も浮上。パウエル議長は1月FOMCでテーパーを協議するとしており、前倒しでの資産購入策終了の可能性もある。



・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁

「本年25bpsの3回の利上げを予想、4回の利上げの可能性も」

「テーパー後、3月に利上げの可能性」



・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁

「3月の利上げ理に適う」



・ブレイナード米FRB理事

「資産購入終了にともない速やかに利上げが可能」



■2022年FOMC投票権有

・クリーブランド連銀のメスター総裁

「FRBが金融緩和解除する論拠が圧倒している」

「もし、見通しが同じなら、3月の利上げを支持」

「FRBのバランスシートを巡る協議を支持」

「FRBはインフレを低下させるための行動必要」



・ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁

「金融政策正常化の時が来た」

「金融緩和解除の軌道において、早期のバランスシート縮小が望ましい」



・セントルイス連銀のブラード総裁

「高インフレで年内4回の利上げの可能性が強まった」

「3月の利上げの可能性、非常に強まった」



・ボストン連銀