連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を、3.00-3.25%に決定した。



注目されていたスタッフ予測では、金利予想が前回6月から大幅に引き上げられた。年末の金利は4.4%が予想されているため、あと、100BPから125BPの追加利上げが年内に実施されることが予想されている。



FRB予測:金利「22年:4.4%、23年:4.6%、24年:3.9%、2025年:2.9%、長期2.5%」GDP「22年+0.2%(前回+1.5%‐+1.9%)、23年+0.5%−+1.5%(+1.3%−+2.0%)



バンク・オブ・アメリカのエコノミストは11月に4会合連続で0.75%の利上げ、12月に0.5%利上げ、来年の3月までの2会合で各0.25%の利上げを予想している。来年の第1四半期には4.75%−5%近くまで政策金利が引き上げられると見ている。



インフレ抑制のためパウエル議長はFOMC後の会見で、来年FFが4.6%に達するのはほぼ確実と言及。一方で、米国債市場で逆イールドは一段と拡大。景気後退懸念も強まった。債券王と呼ばれるダブルラインキャピタルのガンドラックCEOは、FRBの大幅利上げで2023年に景気後退入りの確率は75%に上昇したとの考えを示した。