■NY株式:ダウは113ドル安、欧州情勢の先行き不透明感を嫌気



NYダウ       ナスダック

終値:20523.28   終値:5849.47

前日比:-113.64   前日比:-7.32

始値:20561.39    始値:5838.59

高値:20600.12    高値:5860.04

安値:20462.28    安値:5828.57









18日の米国株式相場は下落。ダウ平均は113.64ドル安の20523.28、ナスダックは7.32ポイント安の5849.47で取引を終了した。複数の主要企業決算が軟調な内容となり、売りが先行。仏大統領選が4月末に控える中、英国のメイ首相が欧州連合(EU)離脱交渉の是非を問う解散総選挙の実施を表明し、先行き不透明感から欧州株が全面安となったほか、北朝鮮情勢への警戒感も根強く軟調推移となった。セクター別では、食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやエネルギーが下落した。



投資銀行のゴールドマンサックス(GS)は、債券トレーディング収入の不振で決算内容が予想を下振れ、下落。医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は決算内容が嫌気され、軟調推移。動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は契約者純増数や、4-6月期の利益見通しが予想に届かず、売られた。一方で、医療保険のユナイテッドヘルス(UNH)は決算内容が好感され、上昇した。



ITサービスのIBM(IBM)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、調整後一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:英総選挙前倒しでポンド急騰



18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円95銭から108円32銭まで下落し、108円45銭で引けた。米国の税制改革が遅れるとの見方が広がったことや、予想を下回った米国の3月住宅着工件数を受けた米債利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは、1.0677ドルから1.0736ドルまで上昇し、1.0730ドルで引けた。ポンド高・米ドル安の影響もあったようだ。ユーロ・円は、115円98銭へ下落後、116円49銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2659ドルから一時1.2905ドルまで急上昇した。英国のメイ首相が総選挙を前倒しする計画を発表し、欧州連合(EU)離脱交渉への国内の不透明性が払拭するとの期待が広がったことが要因。欧米大手金融機関がポンド売りの推奨を取り下げたことから、ポンドのショートカバーに拍車がかかった。ドル・スイスは、1.0010フランから0.9956フランへ下落した。





■NY原油:続落で52.41ドル、供給超過への懸念強まる



NY原油先物5月限は続落(NYMEX原油5月限終値:52.41 ↓0.24)。前日比-0.24ドルの52.41ドルで取引を終えた。前日に続いて米国内の生産拡大への懸念が相場を圧迫した。19日に公表される米国内の原油在庫は増加が予想されており、ポジション調整的な売りが優勢となった。18日発表された3月鉱工業生産と3月住宅着工件数は市場予想を下回ったこと、トランプ政権が税制改革をすみやかに実行することは難しいとの見方が浮上していることも嫌気されたようだ。



チャートでは、100日移動平均線(51.64ドル水準)を依然して上回っており、大幅安に対する警戒感は高まっていない。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  22.71ドル -0.10ドル(-0.44%)

モルガン・スタンレー(MS) 41.21ドル -0.28ドル(-0.67%)

ゴールドマン・サックス(GS)215.59ドル -10.67ドル(-4.72%)

インテル(INTC)      35.77ドル +0.29ドル(+0.82%)

アップル(AAPL)      141.20ドル -0.63ドル(-0.44%)

アルファベット(GOOG)   836.82ドル -0.35ドル(-0.04%)

フェイスブック(FB)    140.96ドル -0.46ドル(-0.33%)

キャタピラー(CAT)     94.39ドル +0.25ドル(+0.27%)

アルコア(AA)       31.76ドル +0.45ドル(+1.44%)

ウォルマート(WMT)     73.89ドル +0.40ドル(+0.54%)

スプリント(S)       8.50ドル +0.10(+1.19%)