【3日ぶり反発、雇用統計を受けた米株高・円安を好感】10日(月)



■概況■20080.98、+151.89

10日(月)の日経平均は3日ぶり反発。米6月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回る伸びとなったことなどから、7日のNYダウは94ドル高となり、円相場も1ドル=114円台まで下落した。本日の日経平均はこうした流れを受けて141円からスタートすると、前場は20050円を挟んだ狭いレンジでのもみ合いが続いた。後場に入ると一時20127.76円(前週末比198.67円高)まで上昇したが、今後本格化する企業の決算発表を見極めたいとの思惑などから伸び悩む場面も見られた。



大引けの日経平均は前週末比151.89円高の20080.98円となった。東証1部の売買高は15億4025万株、売買代金は2兆0992億円だった。業種別では、海運業が3%を超える上昇となったほか、その他製品やゴム製品が上昇率上位だった。一方、石油・石炭製品、情報・通信業、水産・農林業が下落率上位だった。



◆注目銘柄◆

売買代金トップの任天堂<7974>が3%超、キヤノン<7751>や東エレクが2%超の上昇となったほか、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、SUBARU<7270>などがしっかり。三井住友<8316>は小幅高となった。商船三井<9104>は5%高と急伸。同社など海運大手3社は定期コンテナ船事業統合の新会社を設立したと発表している。また、エスクローAJ<6093>、ミタチ<3321>、シーティーエス<4345>などが東証1部上昇率上位となった。



一方、ソフトバンクG<9984>が小幅に下げたほか、三菱UFJ<8306>やみずほ<8411>などがさえない。新料金プランを発表したKDDI<9433>が2%超下落し、NTT<9432>やNTTドコモ<9437>も軟調だった。また、ワキタ<8125>、東京ベース<3415>、トランザク<7818>などが東証1部下落率上位となった。





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【続伸、円安進み3ケタの上昇に】11日(火)



■概況■20195.48、+114.50

11日(火)の日経平均は続伸。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言などを控え、10日の米国市場でNYダウは5ドル安と上値の重い展開だった。朝方は円相場がやや強含んでいたこともあり、本日の日経平均は7円安からスタートした。ただ、寄り付き後は円相場の下落とともにプラスに切り返し、じりじりと上げ幅を広げる展開となった。後場に入ると1ドル=114.40円台まで円安が進み、日経平均は20200.88円(前日比119.90円高)まで上昇する場面があった。引き続き米雇用統計を受けて地合いは良好との見方が聞かれた。



大引けの日経平均は前日比114.50円高の20195.48円となった。東証1部の売買高は14億3621万株、売買代金は2兆0673億円だった。業種別では、空運業、情報・通信業、電気機器が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、その他金融業、水産・農林業の3業種のみ小幅に下落した。



◆注目銘柄◆

日経平均構成銘柄に採用されたエプソン<6724>が3%超、映画「スパイダーマン:ホームカミング」の好調が伝わったソニー<6758>が2%超の上昇となった。トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>も堅調で、三菱UFJ<8306>は小高い。血友病治療薬の試験結果が好感された中外薬<4519>は6%超高と上げが目立った。また、安永<7271>、プレナス<9945>、トーセ<4728>などが東証1部上昇率上位となった。



一方、売買代金トップの任天堂<7974>やファーストリテ<9983>、東芝<6502>などが軟調。オランダで排ガス不正の疑いと伝わったスズキ<7269>は一時4%安まで下げ幅を広げ、セガサミーHD<6460>はパチンコ出玉規制強化を受けて下げが目立った。また、リソー教育<4714>、ローツェ<6323>、KNTCT<9726>などが東証1部下落率上位となった。



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【3日ぶり反落、イエレン氏証言を前に利益確定売り】12日(水)



■概況■20098.38、-97.10

12日(水)の日経平均は3日ぶり反落。11日の米国市場では「ロシアゲート」疑惑を巡り政権運営への懸念が広がったものの、オバマケア代替法案の成立期待の高まりが支えとなり、NYダウは0.55ドル高となった。ただ、円相場が1ドル=113円台まで強含み、本日の日経平均は58円安からスタートした。前場は20100円台前半を中心としたもみ合いが続いたが、今晩予定されるイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を前に目先の利益を確定する動きが見られ、後場には一時20061.16円(前日比134.32円安)まで下落する場面があった。



大引けの日経平均は前日比97.10円安の20098.38円となった。東証1部の売買高は14億8042万株、売買代金は1兆9817億円だった。業種別では、銀行業、石油・石炭製品、その他金融業が下落率上位だった。一方、ゴム製品、金属製品など4業種のみ小幅に上昇した。



◆注目銘柄◆

三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といった銀行株が売られ、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>もさえない。売買代金トップの任天堂<7974>は小安い。公募増資の発行価格決定期間に入った出光興産<5019>や決算発表したユニファミマ<8028>は2%超安、業績観測が報じられたサッポロHD<2501>は3%超安となった。また、C&R<4763>、トランザク<7818>、ネクステージ<3186>などが東証1部下落率上位に顔を出した。



一方、ソニー<6758>、エプソン<6724>、SUBARU<7270>などがしっかり。SUMCO<3436>やKLab<3656>は3%超上昇した。また、エンシュウ<6218>がリリースを受けてストップ高となり、決算が好感されたディップ<2379>や北興化<4992>も東証1部上昇率上位に顔を出した。



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【小幅反発、米利上げ観測後退による円高が重し】13日(木)



■概況■20099.81、+1.43

13日(木)の日経平均は小幅反発。12日の米国市場でNYダウは123ドル高となり、過去最高値を約3週間ぶりに更新した。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で追加利上げに慎重な姿勢を示唆したことなどが好感された。本日の日経平均も米株高の流れを受けて78円高からスタートしたが、米利上げ観測の後退に伴って円相場が一時1ドル=112円台まで上昇したことから、寄り付き後は上値の重い展開となった。後場に入るとマイナスに転じる場面もあり、その後は前日終値を挟んだ小動きが続いた。



大引けの日経平均は前日比1.43円高の20099.81円となった。東証1部の売買高は17億3957万株、売買代金は1兆9815億円だった。業種別では、空運業が2%を超える上昇となったほか、サービス業や水産・農林業が上昇率上位だった。一方、海運業、銀行業、ゴム製品が下落率上位だった。





◆注目銘柄◆

売買代金トップの任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>などが小高い。東エレク<8035>は半導体製造装置の需要拡大との一部報道を受けて3%高となった。リクルートHD<6098>は5%高と急反発。業績予想を上方修正した日電硝<5214>も6%高と上げが目立った。エンシュウ<6218>やKLab<3656>などの中小型株が活況だったが、値動きの荒さも目立った。また、東天紅<8181>、津田駒<6217>、ヨシムラフード<2884>などが東証1部上昇率上位となった。



一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、出光興産<5019>などが軟調で、トヨタ自<7203>は小安い。監査意見が不表明となる見通しと伝わった東芝<6502>は4%超安。また、決算発表したIDOM<7599>、インターアク<7725>、三協立山<5932>などが東証1部下落率上位に並んだ。



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【小幅続伸、連休控え商い低調】14日(金)



■概況■20118.86、+19.05

14日(金)の日経平均は小幅続伸。13日の米国市場では、週間新規失業保険申請件数の減少や6月生産者物価指数の予想上振れが好感され、NYダウは20ドル高となった。円相場も1ドル=113円台半ばまで弱含む場面があり、本日の日経平均は58円高からスタートした。ただ、指数寄与度の大きいファーストリテ<9983>の大幅下落が指数を下押ししたほか、3連休が控えていることもあり、寄り付き後は小幅高水準でのもみ合いが続いた。本日はオプションSQ(特別清算指数)算出日だったが、東証1部売買代金は連日の2兆円割れとなった。



大引けの日経平均は前日比19.05円高の20118.86円となった。東証1部の売買高は20億4329万株、売買代金は1兆9863億円だった。業種別では、非鉄金属、機械、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、水産・農林業、小売業、保険業が下落率上位だった。





◆注目銘柄◆

トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>などがしっかり。ソフトバンクG<9984>や三井住友<8316>は小幅に上昇。ファナック<6954>が堅調で指数の押し上げ役となった。業績観測が報じられたJSR<4185>は3%近い上昇。また、一部報道を受けて安永<7271>やWSCOPE<6619>といった電動車関連銘柄に物色が向かい、三栄建築<3228>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。



一方、ファーストリテが売買代金トップで4%を超える下落。前日に第3四半期決算を発表し、業績の減速感が意識されたようだ。東芝<6502>も4%超安と前日に続き下げが目立った。その他、任天堂<7974>、東エレク<8035>、KLab<3656>などがさえない。また、Sサイエンス<5721>、エンシュウ<6218>、RSテクノ<3445>などが東証1部下落率上位に顔を出した。



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