■NY株式:ダウ8ドル安、決算発表を控えて手控えムード



17日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は8.02ドル安の21629.72、ナスダックは1.97ポイント高の6314.43で取引を終了した。今週から本格化する4-6月期決算を見極めたいとの思惑から、投資家の様子見姿勢が強まった。また、予想を下振れた7月NY連銀製造業景気指数や原油安が嫌気され、上値の重い展開に。先週、ダウやS&P500指数が過去最高値を更新したことから、利益確定の売りも散見された。セクター別では、小売や家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で運輸や半導体・半導体製造装置が下落した。



先月上場した食材宅配サービスのブルーエプロン(APRN)はネット小売りのアマゾン(AMZN)による、食材宅配事業への参入検討が報じられ、下落。資産運用のブラックロック(BLK)は決算内容が嫌気され、軟調推移。一方で、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)はクレディスイスによる目標株価引き上げを受け、上昇。家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)はアクティビスト(物言う株主)のネルソン・ペルツ氏が率いるファンドが、同氏の取締役就任を要求し、買われた。



動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)はマーケット終了後に4-6月期決算を発表し、一株利益は予想を下振れたものの、売上高は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ポンド弱含み、英国のEU離脱交渉再開で警戒感広がる



17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円33銭から112円87銭まで上昇し、112円61銭で引けた。米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となったが、日米金利差の拡大観測に伴うドル買い・円売りが再燃し、ストップロスを巻き込みドルの買戻しが加速した。



ユーロ・ドルは、1.1461ドルから1.1487ドルまで上昇し、1.1480ドルで引けた。ユーロ・円は、128円80銭から129円47銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3079ドルから1.3047ドルへ下落。英国と欧州連合(EU)はEU離脱交渉を再開したが、英閣僚間の抗争が激化しているとも報じられており、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9602フランから0.9635フランまで上昇した。





■NY原油:反落で46.02ドル、6月の減産実行率低下を嫌気



NY原油先物8月限は反落(NYMEX原油8月限終値:46.02 ↓0.52)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比-0.52ドルの46.02ドルで取引を終えた。ドル安・ユーロ高が一服したことや、石油輸出国機構(OPEC)における6月の減産実行率(順守率)は5月の110%から92%に低下したと伝えられたことが要因。



需要増加の予測は出ているものの、合意された減産水準を下回る状態が続いた場合、供給超過の解消は難しくなるとの声が聞かれている。リビアとナイジェリアが減産要請を受けてこれに応じることがなければ、原油先物の上値は重くなるとの見方は多いようだ。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  24.02ドル -0.19ドル(-0.78%)

モルガン・スタンレー(MS) 45.33ドル +0.13ドル(+0.29%)

ゴールドマン・サックス(GS)229.26ドル +0.66ドル(+0.29%)

インテル(INTC)      34.47ドル -0.21ドル(-0.61%)

アップル(AAPL)      149.56ドル +0.52ドル(+0.35%)

アルファベット(GOOG)   953.42ドル -2.57ドル(-0.27%)

フェイスブック(FB)    159.73ドル -0.24ドル(-0.15%)

キャタピラー(CAT)     108.84ドル +0.07ドル(+0.06%)

アルコア(AA)       36.40ドル +0.08ドル(+0.22%)

ウォルマート(WMT)     76.37ドル +0.03ドル(+0.04%)

スプリント(S)       8.39ドル -0.16ドル(-1.87%)