19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



・日経平均は小幅反発、日欧金融政策の結果を見極め

・ドル・円は112円06銭、失速、ユーロ・円の伸び悩みを意識か

・Fastepやフルッタフルッタなどがストップ安





■日経平均は小幅反発、日欧金融政策の結果を見極め



日経平均は小幅に反発。21.58円高の20021.49円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場はゴールドマン・サックスの決算が嫌気される一方で、ハイテク株選好の流れとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19970円。円相場は1ドル111円台に入るなど円高が重石となり、売り先行で始まっている。ただ寄付き直後につけた19947.26円を安値に、じりじりと下げ幅を縮めており、節目の2万円を回復して上昇に転じている。



東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターではその他製品、水産農林、空運、情報通信が上昇。半面、海運、輸送用機器、その他金融、証券が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、花王<4452>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>、コナミHD<9766>が堅調。半面、ファナック<6954>が重石に。



日経平均は前日終値を挟んでのこう着ではあるが、2万円を上回っての推移をみせており、下値の堅さが意識される。金融政策決定会合については、サプライズはないとみられるが、7日に2月以来約5カ月ぶりの10年国債の指し値オペを通知しており、期待は高まりやすい半面、失望には警戒する必要がありそうだ。



一方で、20日に欧州中央銀行(ECB)が金融政策を決定し、ドラギ総裁が記者会見する。ECB理事会では金融緩和策で続けてきた資産買い入れについて、段階的に縮小して行く方針がコンセンサス、ドラギ総裁会見での発言が、円安を後押しする可能性はある。そのため明日の日銀の金融政策決定会合、ドラギ総裁会見の内容を見極めたいところであろう。



(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■ドル・円は112円06銭、失速、ユーロ・円の伸び悩みを意識か



ドル・円は値を戻す展開だったが、足元は失速し、112円付近で推移している。ユーロ・円がやや値を下げており、ドル・円の値動きに波及したもよう。ただ、ランチタイムの日経平均先物は小幅高で推移。目先の日本株高継続を期待した円売りに振れやすく、ドルの下値は堅そうだ。



ここまでのドル・円の取引レンジは111円88銭から112円14銭、ユーロ・円は129円20銭から129円54銭、ユーロ・ドルは1.1541ドルから1.1557ドルで推移した。



12時20分時点のドル・円は112円06銭、ユーロ・円は129円30銭、ポンド・円は146円00銭、豪ドル・円は88円83銭で推移している。



(為替・債券アナリスト 吉池威)





■後場のチェック銘柄



・Fastep<2338>やフルッタフルッタ<2586>などがストップ安

※一時ストップ高・安(気配値)を含みます





■経済指標・要人発言



南スーダン国連平和維持活動に派遣された陸上自衛隊が作成した日報が廃棄したとされた後も陸自内で保管されていた問題について、稲田防衛相は19日午前、「隠蔽を了承したとか、非公表を了承したとかいう事実は全くありません」と述べた。



☆後場の注目スケジュール☆



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし