21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:日経平均はこう着も、決算手掛かりとした物色は活発

■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の買い越し

■前場の注目材料:キヤノン、営業益4割増、プリンター、新興国好調





■日経平均はこう着も、決算手掛かりとした物色は活発



21日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場はまちまちだった。複数の主要企業決算が好感され買いが先行。その後、週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、6月景気先行指数も予想を上振れたが、原油相場の下落が嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの20090円。円相場は1ドル111円80銭辺りでの推移となっている。



これによりやや利食い優勢の展開から日経平均は25日線での攻防が続きそうである。週末要因もあって手控えの動きも意識されるほか、円相場が円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせよう。昨日はインデックス主導で強含みとなったが反動が意識される。



一方、決算発表が本格化する中、決算を手掛かりとした個別物色は活発になりそうである。安川電<6506>は通期計画の上方修正のほか、配当予想の増額も発表している。これを材料視する格好から連日で高値を更新してくるようだと、日経平均がこう着ながらも、センチメントを明るくさせよう。



(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の買い越し



朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り810万株、買い870万株、差し引き60万株の買い越しとの観測。



07月13日(木):100万株の売り越し

07月14日(金):70万株の買い越し

07月18日(火):120万株の売り越し

07月19日(水):130万株の買い越し

07月20日(木):120万株の売り越し





■前場の注目材料



・ナスダックは上昇(6390.00、+4.96)

・日銀や欧州中央銀行(ECB)が金融政策の据え置きを決定

・日銀、物価2%の到達時期を「19年ごろ」に先送り

・ECB、今秋にも政策変更を協議へ

・米新規失業保険申請件数(前週分)、23.3万件で予想下回り堅調

・米6月景気先行指数、前月比0.6%増で予想上振れる



・キヤノン<7751>、営業益4割増、プリンター、新興国好調

・イオン<8267>、商品を海上輸送、運転手不足に対応

・ローソン<2651>、上海に無人型コンビニ、オンライン決済、利用者がセルフレジ

・安川電<6506>、中国で増産、産業用ロボ付き2.5倍、納期短縮

・NTT<9432>、東西でシステム統一、光回線の顧客・設備管理、開発コスト圧縮

・ハウス食G<2810>、マロニーを子会社化へ

・出光興産<5019>、公募増資完了、株主総会の時期焦点に



・欧州中央銀行(ECB)

「量的緩和(QE)は12月まで継続、必要とあればそれ以降も継続し、インフレ軌道

が持続的に調整されるまで維持する」

「金利はQE終了後も長期にわたり現行で推移」

「見通しが悪化した場合、QEの規模拡大や期間延長も可能」





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし