■NY株式:ダウ66ドル安、FOMC控えて手控えムード



24日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は66.90ドル安の21513.17、ナスダックは23.05ポイント高の6410.81で取引を終了した。朝方は企業決算を嫌気した売りや利益確定の動きが重なり、下落して始まった。ダウやS&P500は引けにかけて下げ幅を縮小したものの、国際通貨基金(IMF)が米英の経済成長見通しを下方修正したほか、26日の連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を見極めたいとの思惑から積極的な取引手控えられ、上値の重い展開となった。一方で、ナスダックは最高値を更新した。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や食品・生活必需品小売が上昇する一方で耐久消費財・アパレルや電気通信サービスが下落した。



スポーツ用品販売のヒベット・スポーツ(HIBB)が5-7月期既存店売上高の大幅減少を示唆して30%超の大幅下落となり、同業のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)やフット・ロッカー(FL)が連れ安。玩具メーカーのハズブロ(HAS)は売上高が予想を下振れ、軟調推移。石油サービスのハリバートン(HAL)は好決算を発表したものの、利益確定の動きから売られた。一方で、先月上場した食材宅配サービスのブルーエプロン(APRN)は複数アナリストによる投資判断引き上げで、大幅上昇。建設機械のキャタピラー(CAT)は6月機械売上高が好感され、買われた。



検索大手のアルファベット(GOOGL)はマーケット終了後に4-6月期決算を発表し、一株利益は予想を上振れたものの、トラフィック獲得コスト調整後の売上高は予想を下振れた。時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:米FOMCを控えて米債利回りが上昇し、ドル買い再燃



24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円77銭から111円32銭まで上昇し、111円10銭で引けた。今週25-26日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、米債利回り上昇に伴うドル買いが再開した。



ユーロ・ドルは、1.1658ドルから1.1626ドルまで下落し、1.1641ドルで引けた。ユーロ圏の製造業PMIが予想を下回ったため早期のテーパリング観測を織り込むユーロ買いは後退した。ユーロ・円は、129円02銭から129円49銭まで上昇。



ポンド・ドルは、1.3058ドルへ上昇後、1.3014ドルへ反落した。ドル・スイスは、0.9452フランから0.9470フランへ上昇した。スイス国立銀行(SNB)のジョルダン総裁のフラン高是正発言を受けてフラン買いが後退した。





■NY原油:反発で46.34ドル、ナイジェリアの産油量に上限設定で合意



NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:46.34 ↑0.57)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前営業日比+0.57ドルの46.34ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の主要産油国は24日、減産合意の適用対象外だったナイジェリアの産油量に上限を設けることで合意し、一部の産油国に対し減産合意の一段と厳格な順守を求めたことが要因。



米国のシェール生産業者が生産を抑制しているとの見方が広がったことも材料視されたようだ。報道によると、現在の日量約180万バレルから増加させないことや将来的に減産を行うことで合意したようだ。ただし、期限は設けず、ナイジェリアの産油状況を数週間程度観察することになった。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  23.91ドル +0.11ドル(+0.46%)

モルガン・スタンレー(MS) 46.71ドル +0.12ドル(+0.26%)

ゴールドマン・サックス(GS)218.18ドル -2.00ドル(-0.91%)

インテル(INTC)      34.50ドル -0.23ドル(-0.66%)

アップル(AAPL)      152.09ドル +1.82ドル(+1.21%)

アルファベット(GOOG)   980.34ドル +7.42ドル(+0.76%)

フェイスブック(FB)    166.00ドル +1.57ドル(+0.95%)

キャタピラー(CAT)     108.18ドル +1.59ドル(+1.49%)

アルコア(AA)       36.69ドル +0.07ドル(+0.19%)

ウォルマート(WMT)     76.89ドル +0.74ドル(+0.97%)

スプリント(S)       8.54ドル +0.01ドル(+0.12%)