■NY株式:ダウ97ドル高、好決算相次ぎ業績期待強まる



26日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は97.58ドル高の21711.01、ナスダックは10.57ポイント高の6422.75で取引を終了した。主要企業の決算内容が好感され、買いが先行。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が据え置かれ、雇用情勢も堅調との認識を示した。一方で、バランスシート縮小に関する新たな情報に乏しく、縮小開始が後ずれするとの思惑が広がり、相場への影響は限定的となった。ダウやナスダック総合指数は連日の最高値更新となった。セクター別では、電気通信サービスや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で消費者・サービスや保険が下落した。



航空機のボーイング(BA)は通期見通しを上方修正し上昇。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)と通信大手のAT&T(T)は決算内容が予想を上振れ、堅調推移。鉄鋼大手のUSスチール(X)は予想外の黒字決算となり、買われた。一方で、医療保険のアンセム(ANTM)は、売上高が予想を下振れ、下落した。



医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズ(GILD)はマーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ドル・円は一時111円06銭、米FOMC声明内容を意識したドル売り



26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円20銭まで上昇後、111円06銭まで反落し、111円17銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で9月FOMCでのバランスシート正常化開始を示唆するとの思惑で、ドル買いに拍車がかかった。しかし、FOMCはバランスシート正常化開始の時期に関し「比較的すみやかに」との文言にとどめたため不透明感が広がり、ドル売りが再燃した。



ユーロ・ドルは、1.1622ドルから1.1740ドルまで急伸し、1.1738ドルで引けた。ユーロ・円は、130円03銭から130円61銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.3033ドルから1.3124ドルへ上昇した。ドル・スイスは、0.9595フランから0.9499フランへ下落した。





■NY原油:続伸で48.75ドル、原油とガソリンの在庫減少を好感



NY原油先物9月限は続伸(NYMEX原油9月限終値:48.75 ↑0.86)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比+0.86ドルの48.75ドルで取引を終えた。米エネルギー情報局(EIA)が26日発表した週間在庫統計で、先週分の原油在庫は予想以上に減少、ガソリン在庫は6週連続で減少していたことが要因。在庫減少や生産抑制は需給関係の改善につながるとの見方が広がり、短期筋などの買いが入った。サウジアラビアは原油輸出を削減するとの意向を表明していることも引き続き材料視された。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  24.21ドル -0.27ドル(-1.10%)

モルガン・スタンレー(MS) 47.21ドル -0.40ドル(-0.84%)

ゴールドマン・サックス(GS)222.25ドル +0.67ドル(+0.30%)

インテル(INTC)      34.75ドル +0.08ドル(+0.23%)

アップル(AAPL)      153.46ドル +0.72ドル(+0.47%)

アルファベット(GOOG)   947.8ドル -2.90ドル(-0.31%)

フェイスブック(FB)    165.61ドル +0.33ドル(+0.20%)

キャタピラー(CAT)     113.52ドル -1.02ドル(-0.89%)

アルコア(AA)       36.63ドル -0.67ドル(-1.80%)

ウォルマート(WMT)     78.90ドル +0.38ドル(+0.48%)

スプリント(S)       8.55ドル -0.15ドル(-1.72%)