27日の日経平均は続伸。29.48円高の20079.64円(出来高概算18億3000万株)で取引を終えた。26日の米国市場は堅調だったが、円相場がやや円高に振れて推移するなか、シカゴ先物清算値(20000円)にさや寄せする格好から、やや利食い先行で始まった。しかし、引き続き20000円処での底堅さが意識されるなか、その後はじりじりと下げ幅を縮めると、前場半ばにはプラス圏を回復している。さらに後場半ばには一時20176.39円まで上げ幅を拡大させる場面をみせている。



東証1部の騰落銘柄は値上がり数が上回っているが、過半数は占めておらず、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>など、指数インパクトの大きい値がさの一角がけん引した格好。セクターでは決算評価から任天堂<7974>が7%を超える上昇となり、その他製品が3%超の上昇。精密機器、電力ガス、空運、電気機器が上昇。半面、石油石炭、海運、銀行、保険、建設が小安かった。



日経平均は20000円処での底堅さが意識されるなか、後場はこれまでのもち合いレンジの上限を試す展開となった。引けにかけては利食いに押された格好だが、決算期待も高まるなか、もち合い上放れへの思惑も強まりそうである。価格帯別出来高では20000-20200円での水準で商いが積み上がっていることもあり、強弱感が対立しつつもこのレンジを突破してくるようだと、リバウンド基調が強まりやすいだろう。



もっとも、明日は決算発表の第1弾のピークとなる。決算期待からの先回りの商いは限られるとみられ、既に決算を発表した企業のほか、テーマ性のある中小型株、需給面での軽さが意識される直近IPO銘柄等に絞られそうである。