28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:米FANG銘柄下落で利食いムード強まるか

■外資系証券の注文動向:差し引き1090万株の売り越し

■前場の注目材料:東芝、米原発4基で6500億円、WH債務保証、上限確定へ





■米FANG銘柄下落で利食いムード強まるか



28日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続こう。27日の米国市場では、6月耐久財受注が予想を上振れたことが好感されNYダウは連日で高値を更新。一方で、ハイテク株には利益確定の動きが強まっており、これが重石になりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の20030円となり、日経平均は引き続き20000円を挟んでの攻防といったところであろう。



また、本日は決算発表の第一弾のピークとなる。週末要因もあって積極的な売買は手控えられる可能性があるため、次第に利益確定の流れに向かいやすいだろう。そのため、決算の結果を見極めてからの個別物色になりやすいだろう。また、個人主体の中小型株についても、幅広く物色されるというよりは、一部の銘柄に資金が集中することになると考えられる。



その他、稲田防衛相が辞意を表明したことから、安倍政権への政策不安等も高まりやすいだろう。米国ではFANG銘柄であるアマゾンが、決算を受けて時間外で下落していることも、利益確定に向かわせやすいだろう。



(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■外資系証券の注文動向:差し引き1090万株の売り越し



朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1750万株、買い660万株、差し引き1090万株の売り越しとの観測。



07月21日(金):60万株の買い越し

07月24日(月):220万株の買い越し

07月25日(火):20万株の買い越し

07月26日(水):410万株の買い越し

07月27日(木):90万株の売り越し





■前場の注目材料



・NY原油は上昇(49.04、+0.29)

・NYダウは上昇(21796.55、+85.54)

・米インテル第2四半期、調整後利益が市場予想上回る

・米6月耐久財受注が堅調

・米6月のシカゴ連銀全米活動指数、2カ月ぶりプラス圏



・東芝<6502>、米原発4基で6500億円、WH債務保証、上限確定へ

・日産自動車<7201>、純利益1%減少、4〜6月、米で販売経費増

・ホンダ<7267>、「シビック」9月発売、SNSで若年層を開拓

・電通<4324>、残業「ほぼゼロ」、人員増・自動化、信頼回復へ

・アルプス電<6770>、傘下アルパイン<6816>と経営統合へ 19年

・シャープ<6753>、中国電機大手が要求拒否、使用権買戻し

・JDI<6740>、生産拠点再編も、金融支援要請へ、他社と提携検討

・三住トラスト<8309>、資産運用、グループ内統合、国内最大60兆円

・ロート薬<4527>、新潟大と治験、他家脂肪組織由来幹細胞製剤、肝硬変を対象





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・10:00  アルミ出荷統計(6月)



<海外>

・10:30  豪・生産者物価指数(4-6月)    1.3%