11時00分現在の日経平均株価は19949.10円(前週末比10.74円安)で推移している。28日の米国市場でNYダウは33ドル高となり、3日連続で過去最高値を更新した。一方、米上院がオバマケアの一部廃止案を否決したことや4-6月期国内総生産(GDP)などの米経済指標を受けて、米債利回り低下に伴い円相場が一時1ドル=110円台前半まで上昇。本日の日経平均は円高を嫌気して26円安からスタートした。ただ、寄り付き後は好業績株を中心に買いが入り、日経平均はプラスへ切り返す場面も見られた。



個別では、ファナック<6954>が3%近い下落となり、指数を押し下げている。第1四半期決算や今期業績予想の上方修正を発表しているが、材料出尽くしと捉えられたようだ。8月1日付で東証2部へ指定替えとなる東芝<6502>は5%近い下落。KLab<3656>やコニカミノルタ<4902>も下げが目立つ。その他売買代金上位では、東エレク<8035>、JT<2914>、日産自<7201>などが軟調で、三菱UFJ<8306>は小安い。また、新日無<6911>、ソフトブレーン<4779>、アドヴァン<7463>などが東証1部下落率上位となっている。一方、東芝との入れ替えで日経平均構成銘柄に採用されるエプソン<6724>が商いを伴って大きく上昇しているほか、日立<6501>、武田薬<4502>、TDK<6762>などは決算が好感されて買われている。神戸鋼<5406>は7%高と急伸。また、椿本興<8052>、フォスター電<6794>、アルゴグラフ<7595>などが東証1部上昇率上位となっている。



(株式アナリスト 小林大純)