1日の日経平均は3営業日ぶりに反発。60.61円高の19985.79円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えた。米国市場が高安まちまちの流れの中、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まった。ただし、月初に伴うファンドの資金流入への思惑のほか、日東電<6988>など決算評価の動きもみられ、日経平均はプラス圏を回復。狭いレンジながらもプラス圏での推移が続く中、大引け間際には一時節目の2万円を回復する場面もみられた。



セクターでは空運、銀行、陸運、金属製品、保険、水産農林、建設、小売が上昇。半面、電気機器、非鉄金属、ガラス土石、鉄鋼が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。また、日経平均は底堅さが意識されていたものの、一方で中小型株の弱さが目立った点は気掛かりであろう。マザーズ指数は3%超の下げで直近安値を割り込んでいる。



米国ではFANG銘柄を中心にハイテク株の利益確定の流れが強まってきている。成長期待の大きい銘柄に資金が集中し、過熱感が警戒されていただけに、中小型の成長株への需給調整によるセンチメント悪化も警戒されてくる可能性がありそうだ。ただし、資金の逃げ足が速いなかで大きく振れる可能性があるが、一気に需給整理が進むこともあり、調整一巡後の仕切り直しのタイミング待ちといったところか。目先は本格化する決算を手掛かりとした個別物色がメインになりそうだ。