1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:アップル関連への業績上振れ期待が高まるか

■外資系証券の注文動向:差し引き140万株の買い越し

■前場の注目材料:ソニー、10年ぶり最高益





■アップル関連への業績上振れ期待が高まるか



2日の日本株市場は、米株高の流れを受けて、買い先行で始まろう。1日の米国市場は、複数の主要企業決算が好感されたほか、インフレ指標の一つである個人消費支出(PCE)の伸びが鈍化したことで、追加利上げ観測が後退し、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の20005円。日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好になりそうだ。



もっとも、米追加利上げ観測の後退から円相場は円高傾向にあり、インデックスに絡んだ商いで上昇した後は、決算本格化の中で、こう着感が強まりやすいと考えられる。日経平均が2万円固め若しくは2万円が抵抗になるかで、センチメントに大きく影響するため、戻り待ちの売り圧力を見極めたいところである。



物色としてはアップル関連に注目。アップルは取引終了後に4-6月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れ、時間外取引で上昇して推移している。前日には日東電<6988>の好決算もあり、アップル関連への業績上振れ期待が高まろう。その他、米スプリントの決算を受けて、ソフトバンクG<9984>の動向も注目される。



(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■外資系証券の注文動向:差し引き140万株の買い越し



朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1410万株、買い1550万株、差し引き140万株の買い越しとの観測。



07月26日(水):410万株の買い越し

07月27日(木):90万株の売り越し

07月28日(金):1090万株の売り越し

07月31日(月):1040万株の売り越し

08月02日(火):250万株の売り越し





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(21963.92、+72.80)

・ナスダックは上昇(6362.94、+14.81)

・シカゴ日経225先物(20005、+25)

・アジア・欧州株がほぼ全面高

・米個人消費支出(PCE)の伸び鈍化で、追加利上げ観測後退

・ユーロ圏GDP、第2四半期速報値+0.6%

・米アップル4-6月売上高7.2%増、iPhone販売が予想上回る



・ソニー<6758>、10年ぶり最高益

・ホンダ<7267>、純利益19%増

・旭硝子<5201>、社名をAGCに、今期営業益は19%増

・野村不<3231>、地方都市を開拓、新潟市や富山市

・ゆうちょ銀行<7182>も傘下、東芝メモリ買収、日米韓連合に

・中部電力<9502>石炭火力、見直し要請、国内40基建設影響も





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・10:00  営業毎旬報告(7月31日現在、日本銀行)

・10:30  布野日銀審議委員が金融経済懇談会で講演、14:00〜記者会見



<海外>

・特になし