1日のドル・円相場は、東京市場では110円42銭から110円01銭で推移。欧米市場でドル・円は110円59銭まで買われた後に109円93銭まで反落したが、110円37銭で取引を終えた。



本日2日のドル・円は110円台前半で底堅く推移すると予想される。米トランプ政権に対する警戒感は消えていないが、欧米株高を意識してリスク回避的なドル売りはやや抑制される見込み。



1日発表された7月の米ISM製造業景況指数が予想を下回る内容となったほか、個人消費支出(PCE)が前月から伸びが鈍化したことを受けた流れを受けて、ドル売り・円買い基調は継続している。



米ホワイトハウスのアンソニー・スカラムチ広報部長が更迭されたことを受けて、ケリー前国土安全保障長官が就任した。この決定を受けて、市場心理は若干改善されたものの、高官人事が定まらない米トランプ政権への懸念は根強く、ドル相場を圧迫している。



ただし、1ドル=110円以下には国内投資家、顧客筋などのドル買い注文が残されている。米国債投資に絡んだドル買いも予想されることから、市場関係者の間では1ドル=110円前後で下げ止まる相場展開が想定されているようだ。