■NY株式:ダウ52ドル高、ダウ平均22000ドルを上回る



2日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は52.32ドル高の22016.24、ナスダックは0.29ポイント安の6362.65で取引を終了した。携帯端末のアップル(AAPL)の決算内容が好感され、買いが先行。ダウは史上初めて22000ドルの大台を上回った。一方で、通信セクターを中心に売りが広がり、上値の重い展開となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や資本財が上昇する一方で電気通信サービスやメディアが下落した。



アップルが売上高及び利益とも予想を上回る好決算を発表、iPhoneの部品を供給する半導体のブロードコム(AVGO)やシーラス・ロジック(CRUS)なども堅調推移。医療保険のヒューマナ(HUM)は通期見通しを上方修正し、上昇。食品会社のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)はCEOの辞任が報じられ、買われた。一方で、自動車用品や中古車販売大手のオートネーション(AN)は決算内容が嫌気され、下落。通信大手のAT&T(T)やベライゾン(VZ)はデータ通信無制限プラン導入後の通信速度の低下が指摘され、軟調推移となった。



電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)はマーケット終了後に4-6月期決算を発表、売上高は予想を上振れ、一株損失が予想より縮小した。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ユーロ一段高、欧米金利差縮小の思惑残る



2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円98銭から110円29銭まで下落し、110円75銭で引けた。リスク選好のドル買い・円売りが優勢となったのち、米国の7月ADP雇用統計が予想を下回ったことや、トランプ米大統領が対ロシア制裁強化法案に署名したほか、政府が対中貿易の制裁を検討との報道が懸念材料となり、米債利回りが低下に転じたためドル売り・円買いが強まり反落した。



ユーロ・ドルは、1.1819ドルから1.1910ドルまで上昇し、1.1856ドルで引けた。欧米の金利差が縮小するとの思惑でユーロ買い・ドル売りが継続。ユーロ・円は、130円81銭から131円37銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3215ドルから1.3251ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9662フランへ下落後、0.9714フランへ上昇した。





■NY原油:反発で49.59ドル、ガソリン需要は堅調との見方が広がる



NY原油先物9月限は反発(NYMEX原油9月限終値:49.59 ↑0.43)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比+0.43ドルの49.59ドルで取引を終えた。米エネルギー情報局(EIA)が2日発表した週間在庫統計でガソリン在庫が予想以上に減少したことが要因。原油在庫も減少したが、減少幅は予想を下回った。



市場関係者の間ではガソリンの需要は堅調との見方が広がっており、原油先物のショートポジションを買い戻す動きが観測された。ただ、石油輸出国機構(OPEC)の7月産油量は増加しており、8月以降の産出量が減少しない場合、供給超過の状態は続く可能性があるとみられている。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  24.59ドル +0.14ドル(+0.57%)

モルガン・スタンレー(MS) 47.33ドル +0.12ドル(+0.25%)

ゴールドマン・サックス(GS)226.27ドル -0.73ドル(-0.32%)

インテル(INTC)      36.64ドル +0.29ドル(+0.80%)

アップル(AAPL)      157.14ドル +7.09ドル(+4.73%)

アルファベット(GOOG)   930.39ドル -0.44ドル(-0.05%)

フェイスブック(FB)    169.30ドル -0.56ドル(-0.33%)

キャタピラー(CAT)     113.09ドル -0.01ドル(-0.01%)

アルコア(AA)       37.28ドル +0.90ドル(+2.47%)

ウォルマート(WMT)     80.53ドル +0.03ドル(+0.04%)

スプリント(S)       8.79ドル -0.08ドル(-0.90%)