3日のドル・円相場は、東京市場では110円83銭から110円56銭で推移。欧米市場でドル・円は109円86銭まで下落し、110円04銭で取引を終えた。



本日4日のドル・円は週末の米雇用統計発表を控えて様子見ムードが広がる中、日経平均株価の動きをにらみ、110円前後で推移か。



3日発表された米サプライマネジメント協会(ISM)の7月非製造業景況指数(NMI)が53.9と前月(57.4)から下落したほか、市場予想も下回る内容となった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の追加利上げに対して懐疑的な見方が広がった。また、米債券の利回りが低下したことも、ドル相場を下押ししている。



ロシアの米大統領選介入疑惑を捜査しているロバート・モラー特別検察官が、大陪審を設置(陪審員の選出)したと一部メディアで報じられたことから、トランプ政権への先行き不透明感が強まった。



市場関係者の多くは4日に発表される7月米雇用統計を注目しているが、投資家心理は悪化していることから、予想通りの内容でもドル相場に対する支援材料にはならない可能性があるとの声が聞かれている。7月雇用統計が市場予想を下回る低調な結果となった場合、ドル相場をさらに圧迫し、ドルの上値はさらに重くなる可能性がある。