7日の日経平均は3営業日ぶりに反発。103.56円高の20055.89円(出来高概算15億株)で取引を終えた。米雇用統計を受けた米株高の流れを受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は20000円を回復して始まった。しかし、決算発表がピークを迎えるなかで積極的な売買は手控えられており、日経平均は前場の日中値幅50円弱と、後場は30円程度など、狭いレンジ取引が続いた。



セクターでは建設、繊維、輸送用機器、金属製品、電力ガスが堅調。半面、水産農林、ゴム製品、海運、陸運、石油石炭が軟調。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、7割近くを占めている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>が堅調。一方でファナック<6954>が重しとなっている。



日経平均は20000円での底堅さが意識されているが、マザーズ指数は小幅ながらも買い先行後は戻り売りに押されており、直近安値水準でのこう着だった。今週は決算ピークとなるため決算を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいが、同指数は75日線のほか、一目均衡表での雲下限での攻防をみせてきており、これらを明確に割り込んでくるようだと、日経平均の底堅さが意識されたとしても、センチメントを悪化させることになりそうだ。



また、8月は夏休み休暇シーズンとなるため、海外勢の商いが細りやすい。米FANG銘柄同様、利益確定の売りが出やすい需給状況にもなるため、慎重姿勢は崩せないであろう。取引終了後にソフトバンクG<9984>が決算を発表したが、センチメントに影響を与えるという点では、明日の動向が注目されよう。