8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:米ハイテク株上昇で自律反発意識も

■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の売り越し

■前場の注目材料:ジャパンディスプレイ<6740>、外部資本受け入れ検討





■米ハイテク株上昇で自律反発意識も



8日の日本株市場は、引き続きこう着感が強いものの、底堅さが意識されそうだ。7日の米国市場では連銀総裁の発言が好感され、NYダウが連日で最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の20050円だった。シカゴ先物のほか、円相場も1ドル110円75銭辺りと前日と変わらずの水準であり、ほぼ横ばいで始まりそうである。



ただし、ソフトバンクG<9984>の決算は、サプライズは無いものの、米通信の再編思惑から物色が向かう可能性があり、これが日経平均を下支えしよう。また、米国では足元で利益確定の流れが続いていたハイテク株がリバウンドをみせており、これが不安定な動きをみせているマザーズ指数や中小型株の刺激材料になりそうだ。日経平均はこう着ながらも中小型株がリバウンドをみせてくるようだと、悪化傾向にあった個人のセンチメント改善につながろう。



もっとも、8月は夏休み休暇シーズンとなるため、海外勢の商いが細りやすい。米FANG銘柄同様、利益確定の売りが出やすい需給状況にもなるため、慎重姿勢は崩せないであろう。自律反発の域は脱せないと考えられるが、調整一巡感も意識されており、下値拾いの流れが広がりをみせるかが注目される。



(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の売り越し



朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り600万株、買い590万株、差し引き10万株の売り越しとの観測。



08月01日(火):250万株の売り越し

08月02日(水):140万株の買い越し

08月03日(木):200万株の買い越し

08月04日(金):60万株の買い越し

08月07日(月):130万株の買い越し





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(22118.42、+25.61)連日で最高値更新

・ナスダックは上昇(6383.77、+32.21)

・好業績銘柄への物色意欲強い

・シカゴ日経225先物(20050、+10)

・半導体SOX指数は上昇

・6月景気一致指数、2ヶ月ぶり上昇

・米企業のレイオフ、過去50年で最低水準に



・ジャパンディスプレイ<6740>、外部資本受け入れ検討

・トリドール<3397>、純利益1.5倍、「丸亀製麺」伸びる

・東芝<6502>、「不適正」か「限定適正」、監査法人、見通し伝達

・東京電力HD<9501>・ソニー<6758>、子供の帰宅、スマホに通知

・創薬V・塩野義薬<4507>・積水化<4204>、次世代薬剤製造へ新会社

・三菱重工<7011>ターボに130億円、中国で中核部品生産





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし