こう着感の強い相場展開が続こう。8日の米国市場は、ハイテク中心に買いが先行したものの、地政学リスクへの警戒感が高まる中、引けにかけ下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比45円安の19935円。また、円相場は1ドル110円10銭辺りでの推移となり、この流れを受けて売り先行の展開になりそうだ。ただし、決算発表が本格化する中で積極的な売買は手控えられているほか、海外勢は実質夏季休暇で参加者が限られているとの見方もあり、売り仕掛け的な流れにはならないだろう。



一方で世界株価が上昇基調のなか、日本株の相対的な出遅れ感が意識されている。調整局面ではインデックスに絡んだ買いが下支えとなろう。物色は決算内容を手掛かりとした個別対応のほか、昨日、自律反発の動きをみせていた中小型株の動向が注目される。米ハイテク株は買い先行で始まったが、北朝鮮の地政学リスクへの警戒から引けにかけて利食いに押されていた。この流れが波及する格好から利食い先行になりそうだが、足元で調整一巡感もあり、押し目買い意欲の強さを見極めたいところである。その他、個別で格上げや目標株価引き上げが観測されているところでは、安川電<6506>、NTT<9432>、Uアローズ<7606>、Jパワー<9513>、LIXIL<5938>、コムシス<1721>、ポーラ・オルビス<4927>、ローム<6963>、ヤマハ発<7272>が注目される。