こう着感の強い相場展開が続こう。9日の米国市場は、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感から下落。主要企業の決算も嫌気されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の19775円だった。



日経平均は前日に大きく下落した反動もあり、下げ渋りはみられよう。しかし、大幅下落によって一気に需給状況が悪化しており、連休も控えていることから、ポジション圧縮の流れが強まりやすいだろう。自律反発の動きも、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋の売り仕掛け的な売買も警戒されてくる。



もっとも、決算発表がピークを迎えていることもあり、積極的なポジションは取っていないと考えられ、それ程需給は悪化していない可能性もある。積極的な売買は手控えられそうだが、好業績銘柄やテーマ性のある銘柄などには、押し目買い意欲の強さが意識されよう。個別で格上げ等が観測されているところでは、トクヤマ(4043)、ファンケル(4921)、ルネサス(6723)、ステラケミ(4109)、資生堂(4911)が注目される。また、テーマとしては「防衛関連」「COMSA」関連に関心が集まろう。