■強含み、ユーロ圏の金利先高観強まる



先週のユーロ・ドルは強含み。ドイツの大連立協議が年明けから始まることが好感されたことや、ユーロ金利先高観からユーロ買いが優勢になった。スペイン・カタルーニャ州議会選挙で独立派が勝利したことでユーロ買いは一服したが、一方で英国の政治不安を嫌ったポンド売り・ユーロ買いも観測されており、ユーロ・ドルは下げ渋った。取引レンジ:1.1737ドル-1.1902ドル。



■もみあいか、ユーロ圏経済回復への期待残る



今週・来週のユーロ・ドルはもみあいか。スペイン・カタルーニャ州の独立問題を意識したユーロ売りは継続する可能性があるが、ユーロ圏12月消費者物価指数などの経済指標が予想と一致すれば、ユーロ圏経済の回復を意識したユーロ買いがやや優勢となりそうだ。一方で、米税制改正法案の成立を受け、トランプ政権による政策進展への期待は継続するとみられる。米長期金利や株価上昇などの反応があればドル買いも見込まれる。



予想レンジ:1.1700ドル−1.2000ドル



■もみ合い、カタルーニャ独立問題でユーロは上げ渋る



先週のユーロ・円は上げ渋り。ドイツの大連立協議が年明けから始まることが好感されたことや、ユーロ金利先高観からユーロ買いが優勢になった。ユーロ・円は一時134円台後半まで買われたが、スペイン・カタルーニャ州議会選挙で独立派が勝利したことでリスク選好的なユーロ買いは一服し、ユーロは上げ渋った。取引レンジ:132円16銭-134円88銭。



■上げ渋りか、スペイン内政不安が上値抑制も



今週・来週のユーロ・円は上げ渋りか。スペイン・カタルーニャ州の独立問題を意識したユーロ売りは継続する可能性があるが、日銀は「異次元緩和」継続の方針を示しており、リスク回避的なユーロ売り・円買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。ユーロ圏12月消費者物価指数(1月5日)などの経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ圏経済の回復基調を好感したユーロ買い・円売りが優勢となる可能性は残されている。



○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント

・1月5日:12月ユーロ圏消費者物価コア指数(前年比予想+1.0%、11月:+0.9%)



予想レンジ:132円00銭-136円00銭