9日の日経平均は大幅反落。508.24円安の21382.62円(出来高概算21億3000万株)で取引を終えた。8日の米国市場では政府機関の閉鎖や長期金利上昇の懸念が強まり、NYダウは再び1000ドルを超える下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比770円安の21170円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄が売られる格好となった。ボラティリティーの指数を含め指数連動のデリバティブの解消に伴う警戒感は強く、前引けにかけては下落幅を拡大させている。ただ、後場に入ると日銀のETF買い入れへの思惑や円相場が1ドル109円台を回復したほか、NYダウ先物が100ドル超の上昇で推移していたこともあり、下げ幅を縮めている。3連休を控えていることもあり、ショートカバーから大引けにかけて下げ幅を縮めている。



日経平均は直近安値水準での推移となったが、下ヒゲを残す格好で200日線を支持線として意識させている。VIX連動のデリバティブ解消に伴う需給要因が引き続き警戒されるが一先ず200日線で踏ん張りをみせている。また、週足では26週線を割り込んでいるが、52週線処が目先底として意識されそうであり、次第に押し目買い等を意識したスタンスになりそうである。また、主要銘柄は先物主導によるインデックス売買に振らされるものの、これに振らされない中小型株の一角には決算評価の動きもみられている。本日は500社程度の企業決算が予定されているが、足元の調整で需給整理が進捗していることもあり、アク抜けを意識した押し目狙いの動きが意識されやすいだろう。(村瀬智一)