7日の日経平均は反落。122.78円安の20751.28円(出来高概算12億5000万株)で取引を終えた。米株安の流れを受けて売りが先行するものの、朝方はソフトバンクG<9984>の上昇効果もあり、小幅な下げから始まった。しかし、ソフトバンクGに資金が集中する一方で、7割を超える銘柄が値を下げる中、じりじりと下げ幅を広げる格好となり、一時20665.51円まで下げる局面もみられた。



セクターでは情報通信が2%を超える上昇となった他は32業種が下落しており、石油石炭、パルプ紙、鉱業、不動産、建設、小売の弱さが目立った。指数インパクトが大きいところでは、ソフトバンクGがストップ高で日経平均を約167円下支えした他、東エレク<8035>、SUBARU<7270>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>が約49円下押したほか、テルモ<4543>、電通<4324>、ヤマハ<7951>が冴えない。



ソフトバンクGの出来高は4260万株を超える大商いとなり、短期筋の値幅取り狙いの資金等も含めて同社に集中した感がある。また、中小型株ではサンバイオ<4592>がストップ高となり、個人主体の資金の多くが同社株に集中した格好であろう。そのため、決算が評価された一部の銘柄を除くと、多くの銘柄が利食いに押される格好となっている。



本日のソフトバンクGの上昇が日経平均を押し上げる格好から21000円が意識されるとみていたが、結局はソフトバンクGの上昇がなければ、日経平均は300円程度下げていたことになるため、流入する資金が限られている需給状況を窺わせる。明日のオプションSQ算出を控えての動きともみられるが、さすがにソフトバンクGのインパクトの効果が限られるとみられるため、やや神経質な相場展開になりそうだ。