19日の日経平均は小幅に3日ぶり反落。17.65円安の21566.85円(出来高概算11億株)で取引を終えた。前日の米株市場が底堅い動きをみせていたが、小幅に反落して始まった日経平均は、寄り付き直後に21425.79円と下落幅が3桁に膨らむ局面もみられた。しかし、前場半ばには一時プラスに転じるなど、底堅さが意識されている。後場は21500円を上回っての推移が続いているが、昨日同様、40円程度の狭いレンジ取引となった。積極的な買い方は不在ではあるが、売り方の買い戻しのほか、配当の再投資に伴う需給が下支えしている。



東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。セクターでは小売、電力ガス、その他製品、陸運、繊維、食料品が軟調。半面、保険、その他金融、パルプ紙、機械、銀行がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>が1社で日経平均を約25円下押ししている。一方で、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>が下支えする展開だった。



日経平均は小幅ながら3日ぶりの反落となったが、21500円処での底堅さは意識されていた。また、規模別指数では大型株指数のみが上昇しており、配当再投資に伴う需給面が支えた格好であろう。明日も米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとのムードが強いほか、祝日を挟んでいることもあり、引き続きこう着感の強い相場展開が続くことになりそうだ。



FOMCでは年内の利上げ凍結の見方が一段と強まるとの思惑が強まっているが、21日が春分の日の祝日で休場となるため、ポジションはニュートラルにする動きが中心になりやすいだろう。仕掛け的な売買は手控えられ、個人主体の短期的な物色についても手控えられやすく、配当・優待狙いといった一部の資金に限られることになりそうだ。