■弱含み、米利下げ観測後退でユーロ買い縮小



先々週・先週のユーロ・ドルは弱含み。1-3月期のユーロ圏域内総生産は市場予想を上回ったものの、リスク選好的なユーロ買いは拡大しなかった。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見での発言を受けて米利下げ観測は後退し、リスク回避的なユーロ買い・米ドル売りは縮小した。取引レンジ:1.1112ドル-1.1265ドル。



■弱含みか、ユーロ圏小売売上高などの経済指標を見極める展開



今週のユーロ・ドルは弱含みか。ユーロ圏小売売上高やドイツ鉱工業生産などの経済指標が有力な手掛かり材料となりそうだ。市場予想を下回った場合、域内経済の減速懸念はやや強まり、リスク回避的なユーロ売りが優勢となる可能性がある。



予想レンジ:1.1100ドル−1.1250ドル



■弱含み、米ドル安・円高の相場展開の影響受ける



先々週・先週のユーロ・円は弱含み。4月24日にかけて米ドル高・円安が進行した関係でユーロ・円は一時126円台に上昇した。しかしながら、米国経済の相対的な優位性を意識したユーロ売り・米ドル買いは継続し、この影響でユーロの対円レートは一時124円台前半まで下落。5月初旬に米ドル・円相場がやや円高方向に振れたこともユーロ安・円高の一因となった。取引レンジ:124円09銭−126円07銭



■もみ合いか、域内経済減速の懸念残る



今週のユーロ・円はもみ合いか。1-3月期ユーロ圏域内総生産は市場予想をやや上回ったものの、景気減速への懸念は消えていない。ただ、米中貿易交渉の進展期待から円売りのフローも見込まれており、ユーロ売り・円買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。



○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント

・6日:3月小売売上高(2月:前月比+0.4%)



予想レンジ:123円00銭−126円00銭