23日のドル・円相場は、東京市場では109円54銭から109円37銭まで下落。欧米市場でドルは109円45銭まで買われた後に109円34銭まで反落し、109円38銭で取引を終えた。



本日24日のドル・円は主に109円台前半で推移か。通商問題を巡る米中対立は段階的に解消されるとの期待が広がっており、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いは抑制される見通し。



米商務省が23日発表した11月耐久財受注速報値は前月比−2.0%と、改善予想に反して減少した。輸送用機を除いた速報値は前月比横ばい。また、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の出荷は前月比−0.3%と市場予想の0.0%程度を下回った。設備投資の伸びは鈍化していることを示唆する内容だった。2020年に向けて米中通商協議のさらなる進展が期待されているものの、11月の耐久財受注は低調だったことから、株高でも米国金利の先高観は台頭していない。



市場参加者の間からは「11月の数字に対して過剰に反応する必要はないが、国防資本財の受注減などの要因で12月の耐久財受注が小幅な増加にとどまった場合、米国経済の成長減速に対する市場の警戒感は高まる可能性がある」、「2020年前半に0.25ポイントの利下げが実施される可能性は残されている」との声が聞かれている。