S&P500先物       3271.25(+11.00) (17:58現在)
ナスダック100先物   8985.00(+40.50) (17:58現在)

17時58分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調に推移している。NYダウ先物も95ドル高で推移。欧州株式市場では全面高商状。特にドイツのDAX指数が1%超と上昇が際立っている。時間外取引のNY原油先物は前日比0.42ドル高の60.03ドルでの推移。こうした流れから、9日の米株式市場は買い優勢で始まりそうだ。

9日の米国株式市場は総じて堅調な展開が予想される。前日は、トランプ大統領が演説において「軍事力行使はしたくない」などと発言したことから、米国とイラン間での武力衝突の警戒感が薄れ、大幅にセンチメントが改善するなか主要株価指数は揃って反発。これを受けて、9日の東京市場では、日経平均株価が500円超と大幅な反発を見せて、今年に入ってからの下落分を一気に取り戻す格好となった。リスクオンとオフのムードを明確に表すドル円レートも、再び1ドル=109円台の円安基調に戻していることから、市場のセンチメントの改善が相当程度に大きいことが窺える。日経平均株価の反発が500円超と7日の戻りよりも大きいこともこうした市場心理の和らぎを表しているといえよう。加えて、輸出比率の高いドイツのDAX指数の上昇率が高いことも、世界的なリスクオンムードを意味していると考えられる。

個別では、本日は、特段の企業決算は予定されていない。ラスベガスで10日まで開かれている技術見本市「CES」では、各企業によりAIやIoTといった新技術の発表が相次ぎ、ハイテク株が総じて強含んでいる。フィラデルフィア連銀半導体株指数(SOX指数)も高値圏での推移が続いており、9日の東京市場においても、スクリン<7735>がレーティング引き上げを受けたこともあり、半導体関連銘柄の堅調さが目立った。本日も地合いが良い中、ハイテクセクターを中心とした堅調な相場展開が期待できよう。なお、経済指標では、原油やガソリン在庫のほか、新規失業保険申請件数の発表が予定されている。