16日のドル・円は東京市場では109円86銭から109円99銭まで反発。欧米市場でドルは109円93銭まで売られた後に110円18銭まで反発し、110円16銭で取引終了。



本日17日のドル・円は主に110円台前半で推移か。米国株高や米長期金利の上昇を意識して、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。



本日発表される中国の10-12月期国内総生産(GDP)は、前年比+6.0%と予想されており、成長率は7-9月期と同水準になる見込み。中国経済の成長率は鈍化しているものの、10-12月期の成長率が市場予想と一致した場合、中国経済の急減速に対する市場の警戒感はやや低下すると予想される。中国国営メディアの新華社通信によると、劉鶴副首相は「2019年のGDP成長率は6%を上回り、今年1月のデータも見通しの改善を示している」と述べた。また、李克強首相は13日の国務院会議で、2019年の成長率目標(6.0−6.50%)を達成できたとの見方を示している。



2020年の中国経済は5%台の成長率に減速するとの見方が出ているものの、経済安定化への期待は残されているようだ。一部の市場関係者は「中国経済の持続的な成長期待は人民元相場の穏やかな上昇につながる」と指摘しており、人民元相場の中心レートの動向などが注目されそうだ。