米労働省が発表した7月雇用統計で失業率は10.2%と、6月11.1%から低下し、予想10.5%を下回りパンデミックによる経済封鎖が始まった3月来で最低となった。4月に過去最高を記録したのち低下傾向にある。7月非農業部門雇用者数は前月比+176.3万人となった。伸びは過去最大を記録した6月+479.1万人から鈍化したが、予想+148.0万人を上回った。一部では減少予想もあったためポジティブサプライズととらえられた。



7月民間部門雇用者数も前月比+146.2万人。伸びは6月473.7万人から減少したが、予想+120万人を上回った。平均時給は前月比+0.2%と、予想外に3カ月ぶりのプラスに改善。前年比では+4.8%と、6月+4.9%から小幅鈍化したものの予想+4.2%を上回った。不完全雇用率(U6)は16.5%と、18%から低下。労働参加率は61.4%と6月の61.5%から上昇予想に反して低下した。



予想を上回った結果を好感し一時ドル買いが強まったが伸びは限定的。ドル・円は105円87銭まで急伸後、105円56銭まで反落。ユーロ・ドルは1.1802ドルへ下落後、1.1847ドルへ反発した。

【経済指標】

・米・7月失業率:10.2%(予想:10.5%、6月:11.1%)

・米・7月非農業部門雇用者数:前月比+176.3万人(予想:+148.0万人、6月:+479.1万人←+480.0万人)

・米・7月民間部門雇用者数:前月比+146.2万人(予想+120万人、6月473.7万人←476.7万人)

・米・7月平均時給:前年比+4.8%(予想:+4.2%、6月:+4.9%←+5.0%)

・米・7月不完全雇用率(U6):16.5%(6月18%)

・米・7月労働参加率:61.4%(予想61.8%、6月61.5%)