26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:利食い先行後は底堅さが意識される展開に

■アセンテック、21/1上方修正 営業利益5.68億円←5.05億円

■前場の注目材料:キリン、豪事業売却を撤回、審査承認出ず、対中摩擦背景に





■利食い先行後は底堅さが意識される展開に



26日の日本株市場は、利食い先行後は底堅さが意識される展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが60ドル安となる一方、ナスダックは最高値を更新している。7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回ったものの、8月消費者信頼感指数が予想外の低下となったことが嫌気されがハイテク株が下支える格好に。また、ダウ構成銘柄の変更が発表され除外となったエクソンモービルの下落による影響もあったとみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の23300円。円相場は1ドル106円30銭台とやや円安に振れて推移している。



米国同様、昨日の上昇に対する利益確定の流れが先行することになりそうだ。ただし、米国ではAMDなどハイテク株の強さがみられており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への下支えとして意識されやすい。日経平均はもち合いレンジ上限レベルを捉えており、利食いが出やすい水準であるため、想定内の動きとなろう。また、確実に下値を切り上げてきており、23000円及びその上のオプション権利行使価格である23125円処での底堅さが意識されやすいだろう。レンジ上限での底堅さが続くようだと、明確に上ブレイクを意識した流れにもなりやすい。



また、米国では新型コロナウイルス感染者数の伸びが鈍化しているほか、なにより今週はジャクソンホール会議が27〜28日にオンラインで開催される。パウエルFRB議長の講演は27日に予定されており、期待感が先行しやすいため下値を売り込む流れにはなりづらいと考えられる。そのため押し目買い意欲は強いと考えられ、短期的に下に仕掛けてくる局面においては押し目狙いのタイミングといったところになりそうだ。



もっとも、国内においては安倍首相の健康不安説などが燻ぶっており、政策運営リスクを警戒する声も聞かれており、積極的に買い上がる流れにはなりづらい。また、米国では再び警官による黒人男性への銃撃が伝えられており、一部で暴動も起こっているようであり、こちらも手控え要因として意識されやすいところである。物色の流れとしてはハイテク株の動向のほか、新型コロナの影響から大きく売り込まれていた銘柄の動向を見極め。また、こう着感が強まる局面においては、物色対象が絞られてきているが、中小型株へのシフトが強まろう。





■アセンテック、21/1上方修正 営業利益5.68億円←5.05億円



アセンテック<3565>は2021年1月期業績予想の修正を発表。営業利益を従来の5.05億円から5.68億円に上方修正した。新型コロナウイルス感染症拡大により、一部のプロジェクトで遅延等が発生するなどの影響はあるものの、テレワーク需要の高まりにより、仮想デスクトップ関連製品の売上げが伸びたことや、サブスクリプションモデルに移行した「Resalio Lynx」が利益増に寄与した。





■前場の注目材料

・日経平均は上昇(23296.77、+311.26)

・ナスダック総合指数は上昇(11466.47、+86.75)

・1ドル106円30-40銭

・SOX指数は上昇(2243.06、+23.69)

・VIX指数は低下(22.03、-0.34)

・米原油先物は上昇(43.35、+0.73)

・日銀のETF購入

・米経済対策効果への期待

・コロナ向けワクチン開発の進展





・キリン<2503>豪事業売却を撤回、審査承認出ず、対中摩擦背景に

・アサヒ<2502>公募増資などで最大1575億円調達、豪社買収の負債圧縮

・伊藤忠<8001>ファミマへのTOB成立、意思決定を迅速化

・コロワイド<7616>大戸屋へのTOB延長

・インフォコム<4348>東南アで医用画像システム、インドネシア企業と契約

・サイバーダイン<7779>エレベーター自動乗降の清掃ロボ開発、東急コミュニティーと連携

・日立<6501>搬送ロボ400台受注、モノタロウ物流倉庫向け

・ブラザー工業<6448>中国のMC生産拠点に新工場棟、来年4月稼働

・NTTドコモ<9437>携帯3社、分かれる「5G」戦略、周波数転用に慎重





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし