3日のドル・円は、東京市場では106円14銭から106円34銭まで反発。欧米市場でドルは106円55銭まで買われた後、106円00銭まで反落し、106円17銭で取引終了。本日4日のドル・円は、主に106円台で推移か。米国株式の大幅安を意識して、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。



3日のニューヨーク市場では、米国株式が急反落。ダウ工業株30種は800ドル超の下落、ナスダック総合指数は一時5%を超える下げとなった。この日発表された8月米ISM非製造業景況指数は市場予想を下回ったため、景気回復の遅れを懸念した投資家がハイテク優良株などを売ったもようだ。4日に発表される8月米雇用統計はさえない内容になるとの見方が出ていることも、株安の一因となったようだ。



市場関係者の間からは、「米国株式相場が過熱気味だったことは否定できず、価格調整的な株安と解釈できる」との声が聞かれている。NYダウは9月中に過去最高値を更新する気配があったが、調整局面に入ったとの見方が出ている。ただし、市場の追加緩和期待は持続しており、好材料が提供された場合、主要株価指数は再上昇する可能性は残されている。