4日の米国長期債相場は反落。この日発表された8月米雇用統計で、失業率は8.4%まで低下し、景気回復への期待が広がったことが債券利回りの上昇につながったようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、「8月の米雇用統計は良好な内容」との見方を伝えたが、「経済はこれから厳しさが増すことになり、経済活動を下支えるため、長期にわたる低金利が必要になる。それは何年にも及ぶ」との見方も示した。8月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+137.1万人と、雇用者増加数は市場予想の135万人程度をやや上回った。失業率は前月の10.2%から8.4%に急低下した。労働参加率は7月の61.4%から61.7%に上昇。米10年債利回りは0.635%近辺から、一時0.723%近辺まで上昇した。



イールドカーブはスティープニング気配で推移。2年−10年は+57.70bp近辺、2年−30年は+133.20bp近辺で引けた。2年債利回りは0.14%(前日比:+1bp)、10年債利回りは0.72%(同比:+8bp)、20年債利回りは、1.26%(前日比:-11bp)、30年債利回りは1.47%(同比:+11bp)で取引を終えた。